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役者が明かす『スター・ウォーズ』のオーディション秘話
出演を逃した役者の中には、キャリアも実力にも定評がある実力派も…!
2015年から2019年にかけて公開された『スター・ウォーズ』シリーズのエピソード7~9。世界的に大人気なシリーズのため、続三部作に向けたオーディションには、世界中の役者たちがこぞって参加したのだとか。惜しくも役を射止めることができなかった役者の中には、キャリアも実力にも定評がある実力派たちも…。
そこで本記事では、『スター・ウォーズ』続三部作に出演するかもしれなかった役者陣と、オーディション秘話を<デジタル・スパイ アメリカ版>からお届けします。
シアーシャ・ローナン
狙っていた役:レイ・スカイウォーカー
続三部作の主人公レイ・スカイウォーカー役は、英女優のデイジー・リドリーが射止めましたが、オーディションの倍率は半端ではなかったよう…。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などの数々の名作に出演し、賞レースの常連である若手実力派俳優シアーシャ・ローナンも、同役を演じたかった一人。
シアーシャは2013年のインタビューで、レイ役のオーディションに参加したと明かしました。
「みんながオーディションに応募したんですよ! 私の知っている役者たちはみんな、私と同じ役を狙っていたくらい。J・J・エイブラムス監督は、地球上にいる役者たち全員のプロフィールに目を通したんじゃないかな」
メイジー・リチャードソン=セラーズ
狙っていた役:レイ・スカイウォーカー
Netflixの人気ラブコメ映画『キスから始まるものがたり2』に、主人公の恋敵として登場し注目を集めたメイジー・リチャードソン=セラーズも、レイ役のオーディションを受けたそう。
「レイ役のために全部で6回のオーディションを受けました。正直に言って大変だった。結局レイ役をゲットすることはできなかったけど、J・J・エイブラムス監督はとても優しくて、小さな役だったけれど、作品に出演することができたんです」
メイジーは、残念ながらレイ役は射止めることができなかったものの、レイア・オーガナと戦うレジスタンス軍の隊員コー・セラ役として出演することに。
メイジ―にとって初めての映画撮影で緊張していたところ、レイア役の故キャリー・フィッシャーが大きな支えとなったと明かしています。
「キャリーは本当に優しくて温かい人だった。初めての映画撮影で緊張していたため、私を見て『大丈夫よ』と声をかけてくれました」
ジェシカ・ヘンウィック(レイ役)
狙っていた役:レイ・スカイウォーカー
ドラマ『Marvel アイアン・フィスト』や『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演し注目度が上昇しているアジア系女優ジェシカ・ヘンウィックも、レイ役のオーディションで役を射止める寸前まで進んだ一人。レイ役の代わりに、J・J・エイブラムス監督はジェシカのために新しいキャラを作ったのだとか。
ジェシカのために監督が新たに作ったのは、レジスタンス軍のパイロットであるジェシカ・パヴァというキャラクター。なんとファーストネームがそのまま使われることに!
ジェシカは、後のインタビューで当時を振り返っています。
「レイ役のオーディションは6カ月もかかったんです。結局、J・J・エイブラムス監督が、『ぜひ作品に出てほしい。君に合った新しいキャラクターを作ることにした』とオファーしてくれました。当初の正直な気持ちとしては、6カ月間もの間レイ役を演じたいと思っていたから残念でした」
エディ・レッドメイン
狙っていた役:カイロ・レン
続三部作でダーク・ジェダイとして登場したカイロ・レン(ベン・ソロ)役は、映画『マリッジ・ストーリー』などに出演し、今やトップ俳優の仲間入りをしたアダム・ドライバーが演じて話題に。
そのカイロ・レン役のオーディションに臨んだのは、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどでおなじみの英俳優エディ・レッドメイン。彼ほどキャリアのある俳優でも、オーディションはうまくいかなかったと、後のインタビューで語っています。
「オーディション時には、『スター・トレック』や『プライドと偏見』のセリフを読むように言われました。ヘンな感じだったよ…。それで『プライドと偏見』のセリフを、ダースベーダーの“コー”という呼吸音を交えて表現してみました。
様々なバージョンを試した後に、キャスティングディレクターから『なにかやり残したことは?』と聞かれたんだけど、『ありません』って答えるほかなかったんですよね」
ラナ・コンドル(ローズ役)
狙っていた役:ローズ
Netflixの人気ラブコメ『好きだった君へのラブレター』の主演を飾り、一躍人気スターとなったラナ・コンドルは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で登場するレジスタンス軍の整備クルー、ローズ役として、オーディションに参加。
フィン役のジョン・ボイエガとの相性をチェックするテストまでこぎつけたものの、ローズ役はケリー・マリー・トランが獲得することに。
インタビューではオーディションの様子を以下のように回想。
「ジョンのことを知るためのミーティングに参加したとき、彼はお菓子を食べていました。そんなジョンを見ながら、『この人って、これからどんなことが起きるのか考えてないのかな…? スター・ウォーズの主要キャラに選ばれたのに! なんてかっこいいんだろう』って思ったのを覚えています」
ちなみに万が一ラナがローズ役を射止めていたとしたら、スケジュール上『好きだった君へのラブレター』に出演できなかったそう!
ホアキン・フェニックス(DJ)
狙っていた役:DJ
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場するハッカーで泥棒のDJ役には、映画『ジョーカー』での迫真の演技が話題となったベテラン俳優ホアキン・フェニックスが候補に。
『Variety』誌は、「内部関係者によると(同シリーズでは)ハリウッドのトップで活躍する役者を起用しようとしている。ホアキン・フェニックスが候補して進んでいるようだ」と報道。
しかし、ホアキン・フェニックスはオファーを蹴る結果となり、ベニチオ・デル・トロが起用されたそう。
※この翻訳は抄訳です。
Translation: ARI