映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズで主演を務める、俳優エディ・レッドメイン。作中では魔法動物学者である主人公ニュート・スキャマンダーを演じ、世界中を旅して魔法動物を記録しています。

今回は、エディがインタビューで明かした、同作の撮影中に最も恥ずかしいと感じた瞬間をご紹介。

お尻を振るダンスをしつづけ…

エディが最も恥ずかしかった撮影シーンは、シリーズ第1作目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に登場するエルンペントとの求愛ダンス。エルンペントとはサイによく似た大きな体の魔法動物で、その特徴的な見た目からすぐに姿が思い浮かぶ人もいるはず。

イギリス版 VOGUE>のインタビューを受けたエディは、「撮影中の最も恥ずかしかった瞬間は?」という質問に対して、次のように撮影当時を振り返っています。

「『ファンタスティックビースト 』で、エルンペントの求愛ダンスをしたときです。とにかく屈辱的でしたが、なんとかズボンが破れるまでやり切りました。私のお尻が、夜のワトフォード(イギリスの地名)のど真ん中で撮影していた皆にさらされたんです」

劇中では、エディ演じるニュートがニューヨークでエルンペントに遭遇し、興奮したエルンペントをなだめるために、ニュート自ら求愛ダンスを披露するというシーンになっており、舞台裏では、エディがこのダンスを習得してからリハーサルも行ったそう。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Eddie Redmayne Teaches Jimmy a Fantastic Beasts Mating Dance
Eddie Redmayne Teaches Jimmy a Fantastic Beasts Mating Dance thumnail
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▲『ジミー・キンメル・ライブ!』で、エルンペントの求愛ダンスを披露したエディ。

役づくりの裏話

『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは、架空の人物ニュートを演じたエディ。

一方で、過去には『博士と彼女のセオリー』でスティーブン・ホーキング博士を演じてオスカー賞を受賞し、一躍有名になりました。他に、実在する人物を演じた作品としてはNetflixで配信中の『グッド・ナース』が挙げられ、作中には連続殺人犯のチャールズ・カレン役で出演しています。

レッドメインは昨年末、<デジタル・スパイ イギリス版>の取材に応じ、この連続殺人犯を演じる際の役づくりについて、次のように明かしています。

「実在の人物を演じることの魅力は、“スタート地点”があることです。自身のエッセイのタイトルがあって、自分がどこにいて、どのような技術をもっているのか、どこでリサーチや準備をはじめれば良いのかがわかるんです」
「フィクションの人物を演じるときは、自分自身でそれらをつくり出さなければなりません」

『ファンタビ』のような完全フィクションのキャラクターからホーキング博士のように実在した人物までを見事に演じるエディ。彼のさらなる活躍に期待したいですね。

※この翻訳は抄訳です。
Translation: Risa Tsubakihara
Digital Spy UK