映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズや『リリーのすべて』、『レ・ミゼラブル』などで知られる、俳優のエディ・レッドメイン(40歳)。

10月23日(現地時間)に『Sunday TODAY』に出演した際に自身の生い立ちについて振り返り、映画界で成功を収めたのは両親のおかげだと考えていると語ったことが注目を集めています。

5人兄弟に育ち…

銀行員の父親と引越業を営む母親、そして5人兄弟のうち第四子であるエディ。10歳の時に演技を始めた彼は、ロンドンにある演劇学校に通うとともに名門イートン校からケンブリッジ大学トリニティ・カレッジへと進学し、美術史を専攻。

2002年に舞台『十二夜』に出演しプロの俳優としてのキャリアをスタートさせ、2006年にはロバート・デ・ニーロが監督した『グッド・シェパード』でスクリーンデビュー。

2012年公開の映画『レ・ミゼラブル』でマリウス役を演じ一躍有名になったエディは、2014年の公開の映画『博士と彼女のセオリー』ではアカデミー賞主演男優賞も受賞。

エディ・レッドメインと、妻のハンナ・バグショー。2022年4月撮影。
Jeff Spicer//Getty Images
エディ・レッドメインと、妻のハンナ・バグショー。2022年4月撮影。

数多くの名作に出演するエディは、同番組のインタビューで、子供の興味関心に対して肯定的に支えつづけてくれた両親への感謝の言葉を述べています。

「私は、学校でも音楽の授業が好きで、とにかく歌ったり演技するのが大好きでした。自分が親になった今、より両親への感謝を感じますね。彼らは、僕や兄弟たちが興味を持ったことすべてをサポートしてくれたんです」

舞台でエージェントの目に留まり、そのときから俳優という職業を真剣に考え始めたというエディ。一方で両親からは、大学に行って役者がうまくいかなかったときの備えをするように言われたといいます。

その時は「学芸員」という職業を考えていたというエディだけど、幸いにも俳優として成功を収めた彼は、自身の職業について次のようにコメントしました。

「僕は自分のしていることが好きです。そして、それを当たり前だと思わないようにしています。素晴らしいことなのだから」
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また<GQ Hype イギリス版>の最新のインタビューでは、自身のキャリアについて「壮大な計画はなく、ただ手探りでやっている」と語ったエディ。

常に挑戦を求めていて、新しいプロジェクトに参加する準備ができていることを認めた彼はこうも付け加えました。

「僕のことで明らかになったのは、快適さと自分はあまり相性が良くないということです。だからいつも、心地よさの外に自分を押し出す方法を探しているんです」

エディが出演し、オスカー女優ジェシカ・チャステインとの共演が話題の最新映画『グッド・ナース』は、一部劇場やNetflixで公開中。実話に基づくサスペンス作品で、エディは連続殺人犯と疑われた看護師チャーリーを演じています。