祝・38歳!エディ・レッドメインにまつわる15のトリビア
家族構成から体の特徴、カラオケの十八番まで、エディを大解剖!
イギリスを代表する俳優となったエディ・レッドメインが、1月6日で38歳に。それを記念して、彼にまつわるさまざまなトリビアをご紹介。読めばますます彼を好きになってしまうはず!
Photos: Getty Images
ロンドン出身、5人きょうだい
イギリス・ロンドン出身、1982年1月6日生まれの山羊座。父リチャード(写真左端)は大手証券会社の頭取にしてTV局のディレクターで、母パトリシア(写真左から2番目)は引っ越し業者。
きょうだいに異母兄チャールズ、異母姉ユージェニー、兄ジェームズ、弟トーマスがいる。家族のなかで俳優の道を選んだのは、エディただひとり。
あのロイヤルと同級生
超名門として知られる全寮制&中高一貫の男子校、イートンで学んだエディ。実はウィリアム王子と同期で、同じラグビーチームや、人気が高い最上級生だけで構成されるエクスクルーシブな「イートン・ソサエティ」というグループにも属していたそう。
ラグビーでエディのチームと対戦する選手たちはみな、「オレはウィリアム王子にタックルしたことがあるんだぜ!」と自慢したいがために王子を目がけて突進してきていたそうで、エディはかわいそうだと感じつつも、その様子を楽しんで見ていたのだとか。
なお、MCUのロキ役で知られるトム・ヒドルストンも同校出身。
舞台出身
キャリアのスタートは1998年、16歳の時。『アニマル・アーク』というTVドラマで、複雑な家庭環境を持つ反抗的な少年ジョンを演じた。その後はほかの多くのイギリス人俳優と同じく舞台で経験を積み、2002年からプロとして舞台デビュー。2009年の舞台『Red』では名誉あるローレンス・オリヴィエ賞助演男優賞とトニー賞を受賞、2012年の大ヒット作『レ・ミゼラブル』での高評価を得て、ハリウッドでも確固たる地位を築いた。2014年には、『博士と彼女のセオリー』で見事アカデミー賞主演男優賞をゲット。
身体的特徴
色盲で、実はハッキリと色彩を判断できないエディ。そのため服は妻ハンナに選んでもらっているそう。また、自分のそばかすがあまり好きではなかったそうだが、映画『美しすぎる母』(2007)のオーディションを受けた際、母親役のジュリアン・ムーア(写真)がエディのそばかすを見て自分の息子役にピッタリだと太鼓判。役も決まり、そばかすを誇れるようになったそう。今のエディがあるのは、このそばかすのおかげかも!? さらには、歩くたびに左足首が鳴るという風変わりな特徴も。
苦楽をともにした友人たち
同業者では、『デアデビル』のチャーリー・コックス、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールド、『メアリーの総て』のトム・スターリッジ、『フィフティ・シェイズ』シリーズのジェイミー・ドーナン(写真)らと特に親しく、一時期はルームシェアをしていたこともあるとか。
「僕らはみな同じ頃にこの仕事を始めて、オーディションのためにLAの汚い宿に一緒に泊まったりしたよ。みんなまだ12歳のような気分でいるんだ。今でもまだAirbnbで泊まる所を探したりしてるしね」とインタビューで語っている。
役ゲットのためには嘘だって!
英国で2005年に放送されたTVドラマシリーズ『エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜』のオーディションの際には、役欲しさに「乗馬ができる」と嘘を付いたことも。実際は馬に乗ったことすらなかった彼は、現場で危うく大けがをしかけてしまい、監督のトム・フーパー(写真)からひどく怒鳴られたそう。でもトム監督とは『レ・ミゼラブル』『リリーのすべて』で再タッグを組んでいることから、この時の経験が逆に役に立った?
モデルの経験も
駆け出しの頃は、俳優と同時に長身を生かしてモデルとしても活動していたエディ。2008年には、バーバリーのモデルとして俳優アレックス・ペティファーやアギネス・ディーンらと広告にも登場している。今ではもっぱら、豪華セレブらと肩を並べてフロントロウに座るほうに。
妻との間に子が2人
2014年に結婚した妻は、イートン校に通っていた頃からの知り合いだという同い年のハンナ。実はハンナは遅刻魔で、結婚式の当日にも30分も遅れてやってきたのだとか。
2人は2016年に娘のアイリス・メアリーを、2018年には息子ルーク・リチャードを授かっている。夫婦仲はかなりよいようで、受賞スピーチできっちり妻を立てつつノロケる場面も。
ストーカー被害に遭ったことも
名が知られ始めた2012年頃から、熱狂的なドイツ人の女性ファンにつきまとわれていた経験も。この女性、なんとドイツからわざわざロンドンへ引っ越し、エディに近付くために映画業界の仕事に就いていたそう。彼女には、2017年に禁錮4カ月・執行猶予2年の判決が下りている。
あの大役のオーディションに失敗
大学時代、『ハリー・ポッター』シリーズの重要人物ヴォルデモート卿の子供時代、トム・リドル役のオーディションを意気込んで受けたものの、あっさり落とされてしまったというエディ。それだけに『ファンタスティック・ビースト』で主役ニュートに抜擢された際は、喜びもひとしおだったそう。しかも、製作陣は「ニュート役はエディしかいない」と最初から考えていたのだとか!
このほか、映画『スター・ウォーズ』のカイロ・レン役のオーディションを受けた経験も。ただしトップシークレットだったため誰を演じるのかも知らされず、「あなたが演じるのは悪役よ」とだけ言われたエディは、ダース・ベイダーのモノマネなど何パターンもの演技を披露。結局キャスティング担当を感心させることはできず、この役はアダム・ドライバーが勝ち取った。
最も大変だった役
『博士と彼女のセオリー』で演じた実在の理論物理学者にしてALS患者のスティーヴン・ホーキング博士(写真)が、最もチャレンジングな役だったそう。役作りのため、ダンサーのようなトレーニングを続け、体重を8kgも落としたが、撮影期間が連続していなかったため体重管理がかなり大変だったのだとか。そして実際に30人から40人のALS患者に会い、体の負担や筋肉がどんなふうに落ちていくのかなどを学んだそう。その甲斐あってか、映画を観たホーキング博士本人は「まるで自分を見ているようだった」と感激のコメントを残している。
博士は惜しまれつつ2018年3月14日に亡くなってしまうが、エディは葬式でスピーチも読み上げている。
どっち派?
イギリス人ながら紅茶よりコーヒーが好きで、ミルクと砂糖をたっぷり入れる派。また、仔猫よりは仔犬派だそう。
カラオケ大好き!
『レ・ミゼラブル』では美声も披露しているエディ。カラオケも好きで、十八番はボン・ジョヴィの名曲『リヴィン・オン・ア・プレイヤー』やケイティ・ペリーの曲だそう。
なお本人曰く、最初は「いやいや、僕は歌わないよ、みんなが歌ってよ」と言っておきながら、お酒が入るとマイクを離さない面倒なタイプに変身してしまうのだとか。
大英帝国勲章も受章
2016年には、俳優としての功績が認められエリザベス女王から大英帝国勲章OBEを受章。受勲の際、女王からは「映画と舞台、どちらが好きですか」と聞かれたそう。
ちょっぴり意外な趣味
インタビューで「みんなが驚きそうな、あなたに関する事実は?」と聞かれた際には、「バースデーカードとかクリスマスカードとか、カードを手作りするのが妙に好きなんだ」と答えている。確かに、カード作りが好きというのは意外かも……?
サインも欲しいけれど、エディ直筆のカード、いつか受け取ってみたい!