少し前まで、リンジー・ローハンは大富豪の息子で実業家のエゴール・タラバソフと婚約し、ラブラブだと報じられていた。
…しかし、最近になって、実は彼がそこまでお金を持っていないことや、暴力的な男性であるということが明らかに。落ち着き始めたリンジーだったのに、再び「お騒がせセレブ復活」と揶揄されてしまうほど、彼女の私生活へ注目が集まってしまった。本当のところはどうなっているのか、<Daily Mail>のインタビューで明かした。
まずは、こちらの映像から。エゴールがリンジーからスマホを取り返そうと、リンジーの腕を強引に後ろへ引っ張り奪い取る様子が映されている。
(リンジーいわく、このときエゴールはかなり酔っていたそう。リンジーのスマホを奪われたので、反対にリンジーが彼のスマホを投げたらしい…。)
さらに、バルコニーでの喧嘩も映像に残っていた。「彼に首を絞められた、殺されかけた」と泣き叫んでいるのが聞こえる。
リンジーはバルコニーでの喧嘩のことを、泣きながらこう話したという。
2人で外食をして、踊って楽しんだの。私は寝たんだけど、エゴールはまた出かけた。それで帰ってきたら私の上に立ってた。そこにいたのは「彼」じゃなかった。すごく攻撃的で私に暴力を振るったの。
リンジーがインタビューを受けた理由は「真実を伝えたかったから」だそう。
ずっと隠してきたけど、今明らかにしないと、彼が私や彼自身に何をするか分からないから。(暴力は)初めてじゃない、ただ初めて誰かに見られただけ。警察には連絡していない、もう警察はこりごり、ハリウッドで十分経験したから。だからホテルで一夜過ごして、サントロペにいる友人に連絡した。
でも、婚約指輪はまだはめたまま…。
9カ月、3週間と2日交際してきた。会って2回目のときから一緒に暮らしてる。2015年9月27日にプロポーズされたけど、ただ公にしなかった。来年の5月に(イタリアの)コモ湖で結婚式を挙げる予定だったし、本来なら今頃式場を探していたはず。ただ結婚して家庭を持ちたかっただけ。昔から子供は4人欲しいと思っていたし、エゴールともそんな話をしていた。
復縁したいワケではない…。
彼とはうまくやっていきたい、そう思ってたけど、もうできるか分からない。だから"区切り"がほしいの。心から愛したけど、裏切られた。私は天使のような人間ではないけど、関係を修復するために努力した。あとは彼次第よ。 愛だけでは関係を続けられない。暴力を振るって謝らないような男性とは一緒にいるべきではないってわかってるし、(2人で立ち直るために)前はカップル・セラピーを勧めたこともあった。でも、私や家族、そして仕事を一番に考える必要もある。私は"強い女性"だとファンに見せたい、ファンを落胆させたくないの。
今のリンジーは、母親と同じ道をたどっていると話す。リンジーの両親は2005年に離婚。父親は暴力的で、のちに彼女へのDVで逮捕されたこともある。離婚前、リンジーは父親の浮気現場を目撃したことがあり、また、リンジーが妊娠しているとテレビで発言され、最近になって縁を切ったそう。
こんな苦境を乗り越えようと、いまはこれからの人生を前向きに考え、ロンドンで人生を立て直そうとしている。
アメリカにいるとパパラッチに追われる。でもロンドンなら、外を歩いていても全く声をかけられない。公園と自由が気に入ってるの。今は静かな人生を生きている。エステに行って、ショッピングしてね。毎日瞑想してるわ。
ハリウッドから離れて4年、仕事を開始したいと話す。
ハリウッドに執着してるワケじゃないわ、ただ仕事がしたいだけ。向こうで働いて、ロンドンの家に戻ってくる予定よ。私には女優の才能がある。過ちを犯したけど、学んだわ。この時期にこんな風にまたなってしまったのは残念よ。すごく努力して、やっと人生が軌道に乗ってきたばかりなのに。
現在、映画『ミーン・ガールズ』の続編を含む複数の映画の話があるという。
30歳を迎え、パーティではなく仕事や落ち着いた生活に重点を置くようになったリンジー。エゴールとの関係に区切りをつけて、早く仕事に集中できる環境に身を置いてほしいと願うばかり。