波乱万丈！リンジー・ローハンのお騒がせゴシップ年表

ブレイクを果たしたのは、ジェイミー・リー・カーティスと共演した2003年公開の映画『フォーチューン・クッキー』。続いて、学園コメディの名作として今も人気が高い2005年公開の映画『ミーン・ガールズ』で主人公ケイディを演じ、一躍ティーンのアイドルに。当時まだ駆け出しだったレイチェル・マクアダムスやアマンダ・サイフリッドの出演も話題になったこの作品で、2004年MTVムービー･アワードとティーン･チョイス･アワードを受賞。

アメリカで2004年に公開された映画『彼女は夢見るドラマクイーン』のサントラで、歌声を披露していたリンジーは、2004年12月アルバム『Speak』で歌手デビュー。ビルボードのアルバムチャート4位を記録し、全米だけでも100万枚を突破するヒット作に。リンジーは小さい頃から歌うのが大好きで、ギターも演奏できるそうで、アルバムには彼女自身が作詞を手掛けた曲も収録され、プロデュースにもできる限り関わったんだとか。

もともと仲良しだったパリスとのバトルのきっかけは2006年。リンジーが当時パリスの恋人だったギリシャ海運王の御曹司に近づいたことで、パリスがご立腹。その仕返しに!?　 パリスの友人で石油王の孫がリンジーを侮辱するようなコメントをし、その隣でパリスが笑う動画が公開され、2人の不仲が決定的に。

その後も数々のいざこざがあり、つい最近もパリスが発表した新曲について、リンジーがインスタで「おめでとう」と投稿したのに、パリスはTVで「リンジーはダサくて、恥知らず」とコメント。その後、ラジオ番組でその件について質問されたリンジーは「パリスって誰？」と返答（笑）。ケンカするほど仲がいい!?　というけれど、2人のバトルには終わりがなさそう！

2006年11月に公開された映画『ボビー』では、アンサンブルキャストとしてSAG賞にノミネートされるほど評価されていたけれど、パリスと遊んだり、ハリー・モートンと付き合い出してからはパーティ三昧で映画の撮影現場にたびたび遅刻するなど、騒ぎを起こしていたリンジー。カリフォルニア州では21歳未満の飲酒は認められていないはずなのに、2006年12月、20歳にしてアルコール依存症を克服するための断酒会に参加していることを広報を通じて発表。2007年1月、ゴールデングローブ賞のアフターパーティで酔いつぶれた翌日、LAにあるアルコール依存症更生のための施設に入所。

2007年5月、ウエストハリウッドでパーティをしていた帰りのこと。午前5時半にビバリーヒルズのサンセット通りでメルセデスベンツSL-65を運転中、スピード違反で縁石に乗り上げて、低木にぶつかるという事故を起こしたリンジー。

DUI（薬物やアルコール影響下の運転）の疑いと車からコカインらしきものが見つかったことで逮捕。再びマリブの更正施設に6週間入所することに…。

ちなみに、マリリンの名言“I restore myself when I'm alone”（私はひとりのときに自分を取り戻せるの）のタトゥーを入れているほど大ファン。

コレクションシーズンはフロントロウの常連で、ファッション界の帝王と呼ばれた故カール・ラガーフェルド氏をはじめ、有名デザイナーとのツーショットも多く、日本でもジル・スチュアートの広告ビジュアルに登場するなど、ファッショニスタとしても注目の的だったリンジー。

プライベートルックでは大ブームとなったLAカジュアルをリードしていただけでなく、今トレンドのノーブラファッションを先取りするなど、チャレンジングな着こなしも話題に。

2003年ヒラリー・ダフと交際中だったアイドル歌手アーロン・カーターの浮気相手にされた!?　数カ月に始まり、 2004年俳優ウィルマー・バルデラマ、2006年7～10月ハードロックカフェ創始者の息子ハリー・モートン、2007年5～8月有名サッカー選手の息子でモデルのカラム・ベストなど有名人との交際が話題に。

2007年のDUI（薬物やアルコール影響下の運転）に対する保護観察処分の務めを怠ったという疑いで、2009年3月逮捕状が発行されたリンジー。

サマンサとは、いつでもどこでもいっしょでラブラブだったけど、お互いの嫉妬などから別れては付き合うを繰り返す激しい恋愛模様で、大喧嘩も多く、警察沙汰になることも。翌月4月4日には居候状態だったというサマンサの家の鍵が取り替えられ、正式に破局。サマンサのママにサイコ呼ばわりされていたリンジーは、ロンソン家に接近命令を申請されそうな勢いに。

泣きながら反論するも、なんとネイルには”F＊＊K”の文字が…！　結局13 日間で刑務所からは解放され、23日でリハビリは終了したものの、1カ月も経たないうちに薬物検査に失敗。再びカリフォルニア州ランチョ・ミラージュのリハビリセンターに。

リハビリ施設から出所した約3週間後の2011年2月、ヴェニスビーチにあるジュエリーショップで、2500ドル（約27万円）のネックレスを着けたまま出て行ったとして、重窃盗罪でまたもや逮捕。リンジー側はネックレスは貸し出されたもので、スタイリストが返すのを忘れていただけだと容疑を否認して、ネックレスを返却。

でも実は窃盗疑惑はこれが初めてではなくて、2007年には友達の靴やアクセサリーを盗んだと非難されたり、2008年にはクラブから他人のミンクのコートを持ち帰ったとして裁判沙汰になったことも。

裁判所にはマリリン・モンローを思わせる白いドレスで登場し、チークの色を間違えてしまったような失敗メイクも話題に。容疑を認めて、4万ドル（約430万円）の保釈金で釈放。その後、窃盗の件は重罪から軽罪に、2007年の飲酒運転の保護観察条件違反で、480時間の社会奉仕とともに120日の刑務所内での奉仕を命じられることに。480時間の内訳は、郡の遺体安置所で120時間、ダウンタウンにある女性用の避難所で360時間というもので、2012年3月にその務めを完了。