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プロが教える、2023年の注目メイクアップトレンド9選

90年代風、セイレーン・アイ、パステルカラーなど。今年のメイクアップは、「自分らしさ」と「遊び心」がポイント!

By
2023 makeup trends
@kilprity | @alexandraafrench//Instagram

2022年秋に行われたニューヨーク・ファッションウィークでキャッチされたメイクアップトレンドは、2023年春夏のビューティトレンドに大いなる期待を抱かせるものだった。ランウェイウォッチにいそしんだ早耳ビューティマニアは、すぐに明るい色のクリームチークを取り入れ、フルカバーファンデーションからスキンティントにシフトし、光沢感のあるハイライターを手に入れたいと思ったに違いない。オフィスにカラフルなアイラインを引いていったり、ベラ・ハディッドのように眉を完全に消してしまったり――2023年は、遊び心にあふれ、プレイフルで自分らしいメイクアップがトレンドになりそうだ。

何から始めたらいいかわからない人たちのために、メイクアップアーティストのヴィクター・アナーヤ氏ニディア・フィゲロア氏ジェイミー・グリーンバーグ氏の3人に、ランウェイやレッドカーペット、さらにはTikTokで見られる今年要注目のメイクアップトレンドについて話を聞いた。プロが推すトレンド9選をチェックして、旬のメイクアップにチャレンジしてみては?

Translation: Masayo Fukaya From COSMOPOLITAN US

1

“2023年版”90sメイク

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ここ数年で最もメイクアップに影響を与えた時代といえば、間違いなく90年代だろう。最近はその流れで、目元やリップにリッチであたたかみのあるブラウンを塗るのが流行していた、とアナーヤ氏は語る。

しかし、こうした90年代のメイクアップトレンドは、今年はよりグランジ感を増し、スーパーモデル感は減るとアナーヤ氏は予測。例えば、アイライナーやアイシャドウはすすけたような黒で、リップはチョコレート色やミッドトーンブラウンのライナーにシアーなグロスを重ねるルックなどがINということ。

2

アンダーペインティング

くっきりとした陰影は、今年のメイクアップトレンドから消え去っていく。アンダーペインティングとは、なめらかでフレッシュな肌を手に入れるためのメイクアップ法。ヘイリー・ビーバー、ケンダル・ジェンナー、ジェニファー・ロペスなどを顧客に持つメイクアップアーティストのメアリー・フィリップス氏がTikTokで実演して以来、爆発的な人気となった。

これは、ただ単にメイクアップの順番を通常と逆に行うというもの。つまり、ファンデーションを重ねる前に、コントゥアリングと目の下のコンシーラーを先にほどこすのだ。フィゲロア氏はこのテクニックを「ファンデーションの塗り方に対する画期的なアプローチであり、肌全体を継ぎ目なくなめらかに見せることができます」と説明している。

3

クールトーンの目元

フィゲロア氏によると、今年はダスティモーヴ、ブラッシュピンク、スモーキーグレーなど、クールなトーンのアイシャドウがニュートラルカラーの新たな主役になるそう。アナーヤ氏は、「目の周りを包み込むような、よりソフトでぼんやりした色のアイシャドウを使ってみてください」とコメント。

メイクアップアーティストのパトリック・タがジジ・ハディッドにほどこしたように、横に長く引いたペンシルアイライナーと組み合わせると滲んだような効果が得られ、魅惑的な表情を作ることができる。このトレンドを取り入れたい人は、「パトリック・タ」の“Major Dimension Rose Eyeshadow Palette”や、「グロッシアー」の“Monochromes Palette in Heather”のようなローズトーンのアイシャドウパレットから数色を選んで、まぶた全体に塗ってみよう。

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4

セイレーン・アイ

フィゲロア氏は「最近多くのクライアントから、トレンドのセイレーン・アイを作ってほしいと依頼されます」と語る。セイレーン・アイとは、目尻から伸びるようにアイライナーを横長に引いて、さらに目頭にもラインを引くというメイクアップ方法。

フィゲロア氏は、このトレンドの最も簡単な再現方法として、次のようにアドバイス。「ウォータープルーフのアイライナーペンシルを、先端が斜めになったブラシの先に軽く叩くようにして付け、そのブラシで目頭と目尻にスタンプを押すようにくっきりと線を描くといいでしょう」

5

ミッドトーン・チーク

「2023年はチークが注目を集めており、なかでもエアブラシを使ったような赤みを帯びたルックが人気です」とアナーヤ氏は言う。いま実際に私たちが目の当たりにしている最大のトレンドのひとつは、TikTokで「ミッドトーン・ブラッシング」と呼ばれているもの。

これは、チークと目の下のメイクをぼかしてシームレスに仕上げるテクニックで、メイクアップの最後の手順として行うもの。まず、ふわふわのブレンディングブラシを使ってシアーなセッティングパウダーを目の下に入れ、次に、すでに使っているチークよりワントーン明るい色のチークを目の下とチークの間に入れて、先ほど入れたセッティングパウダーとチークの境界線を馴染ませれば完成。

6

ミニマル・メイクアップ

すっぴん風メイクアップは何年も前からトレンドになっているけれど、グリーンバーグ氏によると、2023年にこのトレンドはさらに進化して、“ほぼ何もしない”メイクアップになるそう。「いま人々は、ヘビーな製品をたくさん使った濃いメイクアップではなく、すっぴんのようなメイクアップを望んでいます」

薄づきのファンデーションとコンシーラーを使って、光沢のある地肌のように仕上げ、ツヤ肌とマット肌の中間を再現するのがポイント。

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7

シマー・チークボーン

2023年に入り、Z世代の間で流行しているのが、シマーな肌感に写るぼやけた自撮り。これを見れば、ツヤ肌のためにフェイスグロスを塗る日々は終わったことがわかるはず。

グリーンバーグ氏によると、このトレンドはチーク版“グレーズドドーナツネイル”のようなもので、(キラキラしていない)シマーなパウダーを使って、ピンポイントに輝きを作り出すのだそう。「レア・ビューティ」「シャーロット・ティルブリー」「パット・マクグラス」などのパウダーハイライターは、フラッシュを使って撮影するときに、より一層輝いて見える肌を作ってくれる。

8

パステルカラー

2023年の最新カラートレンドは、顔にまとうドーパミンのようなものだと考えて。つまり、色を使ってDIYをするときには正解も不正解もないということ。

例えば、メイクアップアーティストのジョー・ベイカーが俳優ナターシャ・リオンにほどこしたこちらのメイクアップのように、明るい色のアイシャドウをまぶた全体に塗るのもいい。春夏のランウェイでモデルの頬や額、顎に見られたように、パープルのチークを厚く塗るのもいい。あるいは、ネオンピンクの口紅を塗って、少しポップなルックに仕上げることもできる。どの方法を選んだとしても、必ず気分が上がるはず。

9

コンシーラー・ブロウ

セレブやランウェイモデルたちが最近取り入れているブリーチ眉に刺激を受けているなら、ぜひトライしてみて。けれど、さすがにブリーチまでするのに躊躇しているなら、代わりにコンシーラーを使って挑戦してみよう。

まず、フルカバーコンシーラーを手の甲に出して伸ばし、ブラシで眉の上に塗る。眉が完全に見えなくなるまでこれを繰り返したら、セッティングパウダーで仕上げれば、ブリーチしたような眉が手に入るはず。

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アイメイク

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