今年6月、女性と交際していることを自身のSNSで発表した、女優のレベル・ウィルソン。同性と交際するのはこれが初めてであることも明かしている彼女は、そのセクシュアリティの気づきに繋がったキッカケについて告白。
探していたのは、プリンセスだった
ファッションデザイナーやジェリーデザイナーとして活動しているラモナ・アグルーマとの交際を明かしている、レベル・ウィルソン。
友人の紹介で昨年末に出会ったという二人は、今年3月にはアカデミー賞後に行われるオスカーパーティにも一緒に出席。その後も度々、Instagramでツーショットを投稿しており、今年6月にはついにInstagram上で交際を公に。
「ずっと王子様を探していると思っていたけど、私に本当に必要だったのはプリンセスだったみたい」
キスシーン撮影の後に
少しずつ変化が…
ラモナとの交際が、自身にとって初めての同性との交際であることも明かしているレベル・ウィルソン。その交際に至るまで、様々な心境の変化を経ていると言います。
実はレベルは前々から『Lの世界』などのLGBTQ+当事者たちの恋愛を描くドラマが好きだったものの、男性との交際しか経験がなかったために、女性との交際という選択肢を考えたことがなかったんだそう。
そんな彼女にとって、セクシュアリティの気づきのキッカケとなったのが、映画『The Almond and the Seahorse(原題)』での、女優シャルロット・ゲンズブールとのキスシーン撮影。
<ハリウッド・リポーター>のインタビューに対し、「とても緊張していました」と、当時の心境を振り返っているレベル・ウィルソン。
「女性とキスをしたことがなかったので『どうなるんだろう?』とばかり考えていました。シャルロットは私が初めてキスをした女性です。実は以前、ある女性と良い雰囲気になったこともありました。でも、性的な関係は一切なく、キスもしていませんでした」
「キスシーンの撮影を終えた私は、当初は“大袈裟に考えることじゃない”と思っていました。ところがそのうちに、“私生活でもキスをしてみたいかも”と思ったんです」
「もし、シャルロットとのキスシーンの撮影や、その後に出会った女性との関係がなければ、私は今ラモナと一緒にいられたのかどうか分かりません。そういった経験があったことで可能性に心を開くことができたので、とても感謝しています。私の恋愛に大きな変化をもたらしてくれたことは、本当に素敵なことです」
11月には、現在のパートナーであるラモナと共に、代理出産によって第一子を迎えているレベル・ウィルソン。
娘を迎えたことを発表した投稿では、代理母に対し「深い愛情を持って娘を育んでくれたことに心から感謝しています。私たちが自分たちの家族を持つために支えてくれてありがとう。(娘は)素晴らしい贈りものです。人生で最高の贈りものです」と感謝の思いを綴っています。