ある王室の専門家が、「ザ・ファーム(会社)」とも呼ばれるイギリス王室におけるメーガン妃の“ドラマ”は、彼女のある考え方にルーツがあると指摘している。

メーガン妃は、王室の“クイーンビー”(女王蜂)になろうとしていたという。そして、そうした考えに基づいたメーガン妃の行動が、王室のスタッフとの間に衝突を生むことにつながったのだと述べている。

王室担当記者のケイティ・ニコール氏は『True Royalty TV』の番組、「The Royal Beat」のなかで、メーガン妃の働き方は「かなりハード」だと指摘するとともに、次のように話している。

「(メーガン妃が)早朝からメールを送信していたということは、実際にはそれほど大きな問題ではなかったと思います。(チャールズ国王から)深夜にメールが送られることもあるでしょうから」

「ですが、サセックス公爵夫妻のもとで働いた人たちから聞いた話によると、特にメーガン妃は、あらゆることが即座に対応されることを期待してしていたようです」

ただ、残念ながらロイヤルの世界では、物事はそのようには動いていない。ニコール氏によれば、そうしたことがメーガン妃と宮殿のスタッフ、そしてほかのロイヤルたちとの間に衝突が起きる原因になったという。

「彼女(メーガン妃)は夜明けに出したメールについても、即座に対応されることを求めていました。思いついたことが、翌日までに実行に移せると考え、宮殿は違ったペースで動いているのだということを、あまり理解していなかったのです」

「文化の衝突、人との(性格的な)衝突があったと思います。ですが、結局のところ、メーガン妃は女王蜂になろうとしていたのだと思います」

一方、ニコール氏の発言とは別に、メーガン妃は王室という新たな自分の家で、「クイーン・ビー(ビヨンセの愛称)になろうとしていた」との見方も示されている。

王室専門記者のヴァレンタイン・ロウ氏は新著『Courtiers: The Hidden Power Behind the Crown』のなかで、ある関係者の次のような発言を紹介している。

「メーガン妃は、イギリスのビヨンセになるのだと考えていたと思います。ロイヤルファミリーの一員になれば、そのようにたたえられると思っていたのです」

「ところが、実際には王室には非常に多くの、非常に不合理なルールがあり、彼女は一民間人として(以前は)できていたことさえ、できなかったのです。それは、大変なことです」

From COSMOPOLITAN US