90年代を代表するスーパーモデルのリンダ・エヴァンジェリスタ(57)がモデル業に復帰し、カメラの前に戻ってこられたことに「感謝している」と現在の心境を明かした。リンダは脂肪冷却治療を受けたことで「外見がひどく損なわれた」と明らかにしていた。

リンダはインスタグラムで、「フェンディ」のキャンペーンに採用された自らの写真をシェア。次のように投稿している。

「『フェンディ』は、シルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディがデザインした“バゲット”バッグの誕生から25周年、そしてクチュールとウィメンズウェアにキム・ジョーンズ氏がアーティスティック・ディレクターとして就任してから2周年を迎えること祝い、2022年9月9日、NYで特別なファッションショーを開催します」

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いくつものキャップをかぶり、2つのバッグを手に持って写真に写るリンダは、スーパーモデルとしての自信をすっかり取り戻しているかのように見える。

リンダは今年2月、過去に受けた脂肪冷却の施術の副作用により「外見がひどく損なわれ、恥ずかしくて隠れていた」ことを告白。同時に「今後は隠れるつもりはない」と明らかにしていた。

リンダが「脂肪細胞を減らすための処置を受けたところ、それがかえって増加し、“誰だかわからない姿”になってしまったため、ほぼ“世捨て人のように”暮らしている」と打ち明けたのは、2021年9月のこと。

「変形した部分はもう元に戻らない」ため、痛みを伴う矯正手術を2回受けたものの、「失敗した」と明かしていた。

その後、今年2月に『ピープル』誌でそのつらい経験を公表したリンダは、自身の決意について、こう語っていた。

「私はキャットウォークを歩くのが大好きでした。それが今は、知っている人に偶然会ってしまうことを恐れています。こんなふうに恥じて、隠れて生きていくのは、もう嫌です。この痛みのなかで暮らしていくことは、これ以上できませんでした。ようやく、話す気になりました」

リンダは、さらにこう語る。「私たちはなぜ、こうしたことを(自分たちの体に)する必要があると思ってしまうのでしょう?自分が年を取ることは、わかっていました。体が変化することも知っています。ただ、自分がこのような外見になるとは、思ってもいませんでした…。今は違う人の体のようだし、違う人間になったように感じます。(スーパーモデルだった)彼女は、消えてしまったようなものです」

「こういった恥ずかしいという気持ちを、一部でも捨て去ることができればと思っています。そして、私と同じような状況にある人たちを、助けることができればと願っています。それが、私の目指すところです」

From COSMOPOLITAN UK