元妻で俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えていた、俳優のジョニー・デップ(59歳)。6月1日(現地時間)に判決が下され、ジョニーが勝訴。そして今、彼があの代表作に復帰するという噂が世界中で話題になっています。
ジョニーの復帰が期待されるのは、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウ役。今月始めに、彼が3億100万ドル(約410億円)で再び役を演じることに応じたという噂が広まり、ファンたちも大盛り上がり!
同作品はこれまでに全5作が制作され、2003年から2017年の間に3億ドル(約409億円)もの金額を稼いだとされているジョニー。しかし、2018年にアンバーが<ワシントンポスト>紙にDV被害者としての記事を寄稿したことを受け、ディズニー側はジョニーなしでシリーズ6作目を進めることを発表。
「ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャー・プロダクション」のトップであるショーン・ベイリー氏は、ジョニーが出演しないことについて「新しいエネルギーとバイタリティーを作品に取り入れたいと思っている」と語っていました。
また、同作品で脚本を務めた一人、スチュアート・ビーティー氏はこのように語ったことも。
「ジョニーは素晴らしい仕事をしたと思います。彼は見事にジャック・スパロウというキャラクターを自分のものにしました。彼が演じた中で最も有名な役でしょう」
「世界中の子どもたちが、ジャック・スパロウを演じたジョニーを愛していますし、本当に素晴らしいことです」
そして6月7日(現地時間)、<PopTopic>が「ディズニーはジョニー・デップとの関係を修復したいと考えている」と報じ、話題に。
「ディズニーはアンバー・ハードへの名誉毀損の裁判の前にジョニーに連絡を取り、彼がシリーズに戻ることに興味があるのかどうか尋ねたのです」
また、スタジオ側がすでにジョニーに対して映画の原案を送っているとも報じています。しかし、報道が出た数日後に彼の代理人が噂を否定し、「真実ではない」と<Metro>を通してコメント。
ジョニーはというと、アンバーとの裁判の中で「ディズニーが3億ドル(約409億円)と100万頭のアルパカを持ってきたとしても、シリーズに戻るつもりはないということですか?」と質問され、「その通りです」と返答しています。
そう考えると、『パイレーツ・オブ・カリビアン』への出演はまだまだ期待できないかも…!?
※この翻訳は抄訳です。
Translation: ARISA ISHIMOTO