マーク・セリガーは、1990年代初頭に『ローリングストーン』誌のチーフ・フォトグラファーを務めた後、独立して多くのセレブたちの名ショットを生み出してきたアメリカの著名な写真家。
＜People＞によると、彼は現在新型コロナウイルス対策への支援金を集めるため、世界的に有名なオークションハウス「クリスティーズ」にて、自身の作品を出品するチャリティ・オークションを開催しているそう（現地時間6月12日まで）。
今回出品されているのはマークにとって思い出深いとされる26点ですが、彼のInstagramを覗くと、他にも実にたくさんの素晴らしい写真が。
そこで今回は、マークが撮影した、人気セレブたちの貴重ショットを一部ピックアップしてみました。思わず溜息が出てしまう、美しい写真の数々をご覧あれ♡
レオナルド・ディカプリオ
こちらは1999年にロサンゼルスで撮影された、若き日のレオのショット。1997年に『タイタニック』が歴史的ヒットを記録したため、この写真がカメラに収められたのは、彼が世界的トップスターになって数年が経過した頃と言えます。
まだ微かにやんちゃな雰囲気を残したレオの佇まいがたまらない♡ マーク本人も、彼との撮影は「実に楽しかった」とInstagramに綴っています。
ジョージ・クルーニー
「私をどこかに連れてって！」と、思わず叫びたくなるほどかっこいいこちらの写真は、2011年の『ローリングストーン』誌のインタビュー用に撮影されたもの。
撮影はカリフォルニア州にある乾燥湖、エルミラージュで行われ、マークはトラックの荷台に乗りながらバイクで走るジョージを撮影したそう。夕日に照らされて走るジョージ…イケメンすぎる！
ブラッド・ピット
こちらは2014年、『Details』誌に掲載するために撮影された写真の中の1枚。当時アラフィフだったブラピが大人の色香をムンムンに漂わせ、最高にセクシーな表情を披露しています。
マークいわく、ブラピは数日間かけて遠くに撮影に行くのが好きで、この時の撮影はカリフォルニア州北部のハンボルト郡で行われたそう。「高い木に囲まれた場所で写真を撮ろう」というのも、ブラピのアイデアだったのだとか。
ドリュー・バリモア
まるで中世の絵画のように美しいこの1枚は、2000年に『ローリングストーン』誌のために撮影されたもの。
マークはドリューと何度も撮影を共にしたことがあるそうで、この写真について「官能的でエレガントだ」と述べ、ドリューを「完璧なミューズ」と讃えています。
クレア・デインズ
指についたアイスクリームを舐めるポーズが最高に可愛い、若き日のクレア・デインズ。撮影時期は明記されていませんが、マークいわく「とても暑い夏の日だった」とのこと。
ジョニー・デップ
2003年にパリで行われた『GQ』誌の撮影からの1枚。この年は、ちょうどジョニーが40歳の誕生日を迎えた年でもありました。
ワイングラスを前に置き、タバコをふかしながらピアノを弾くという、どこか退廃的な雰囲気がいかにもジョニデらしい♡ 被写体の魅力を最大限に引き出す、マークの才能のすごさが伝わってきます。
デヴィッド・ボウイ
2016年にこの世を去った永遠のロックスター、デヴィッド・ボウイを撮影した2004年のショット。
この日、マークはデヴィッドと共に「アウディ」の広告を撮影しており、仕事が一区切りしたところで撮ったのが、こちらのオフショットなのだとか。
マークいわく、当時デヴィッドはツアーの真っ最中で、それゆえ体中から熱気が溢れ出しており、「とても良いムードをまとっていた」とのこと。
レディー・ガガ
2019年に開催された第91回アカデミー賞で、主演作『アリー／スター誕生』の主題歌「シャロウ～『アリー／スター誕生』愛のうた」が歌唱賞に輝き、オスカー像を手にしたレディー・ガガをとらえたショット。
天を仰ぎ喜びを噛みしめるガガ様の姿は、うっかり貰い泣きしてしまいそうなほど感動的！ 感情がこれほどダイナミックに伝わる写真を生み出すマークの手腕には、ただただ感嘆するばかりですね。
マークのInstagramは、まさにこうした傑作セレブ写真の宝庫。「もっと見たい！」という人は、ぜひ彼のアカウントをチェックしてみてください♡
