伊坂幸太郎による日本の小説『マリアビートル』が原作で、日本を舞台としていることや日本人キャストも参加していることから注目が高まっている映画『ブレット・トレイン』。
同作の主演を務めたブラッド・ピットが映画のプレミアに登場した際のスカートの着こなしが話題を呼んでいる。
映画プレミアのためヨーロッパに滞在し、先日はベルリンでのプレミアに参加したブラッド・ピット(58歳)。
午前中に行われた報道用写真撮影会では、白のTシャツにピンクのジャケットとパンツで登場していたものの、午後に開催されたプレミアでは衣装を替え、ピンクのシャツにブラウンのジャケット、そしてスカートを合わせた着こなしを披露。さらに足元は黒のコンバットブーツを着用し、タトゥーをのぞかせている。
報道陣からスカートを履いた理由を聞かれたブラピは、「そよ風だよ」と一言で回答。
<ピープル誌>が伝えるところによれば、ブラッドがスカートを着用したのはこれが初めてではないという。2004年には、古代ギリシアが舞台の映画『トロイ』に関するインタビューで「男性もスカートを履く時代になる」という考えを明かしていたことも。
<ヴォーグ・イギリス版>のインタビューでも同様に、スカートを履くことについて次のように言及している。
「来年の夏にはもう男性もスカートを履いていると思うよ。それが僕の預言であり、宣言でもある。(中略)当時のギリシャ人はいつもスカートを履いていたしね」
ファッションを巡るジェンダーバイアスについては、欧米をはじめ世界中で関心が高まっているトピックの一つ。ハリウッドでは、ハリー・スタイルズをはじめとするセレブたちがスカートやワンピース姿を披露することも増えている。
ブラッド・ピットをはじめ、ジョーイ・キング、無期限休業を宣言しているサンドラ・ブロック、そして真田広之などが共演する『ブレット・トレイン』の日本公開は9月1日予定。