『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ映画である『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3作目の製作が進むなか、シリーズの悪役ゲラート・グリンデルバルドを務めてきたジョニー・デップが降板するというニュースは記憶に新しいはず。

女優アンバー・ハードとの泥沼離婚劇とドメスティック・バイオレンス疑惑を受け、降板を余儀なくされたジョニーの後任に抜擢されたのが、俳優マッツ・ミケルセン。

そこで本記事では、ジョニー・デップの代役として本作に出ることに対して、マッツ・ミケルセン本人が語った心境についてお届けします。

マーベル映画『ドクター・ストレンジ』、スターウォーズシリーズのスピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』など、数々の話題作に出演してきた、デンマーク出身の名優マッツ・ミケルセン。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズの新作で、公式にゲラート・グリンデルバルド役に抜擢されたことを受けて、『タイムズ』紙のインタビューでその心境を語りました。

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同シリーズの1、2作にかけてゲラート・グリンデルバルド役を務めてきたジョニーを若い頃からスクリーンで見てきて、ファンであり、同じ俳優として尊敬するというマッツ。

そのため、ジョニーの後任となる前に「彼と一回話したかった」んだそう。

「彼の私生活で何が起こっているかはわからないし、こういう形で仕事を失うことが公平なのかどうかも判断がつかない。だから一度、彼と直接話してみたかったんです」

一方で、製作陣が代役探しを急いでいたことや、受け取った脚本が気に入ったことなどから、ジョニーと話すことは叶わないままにグリンデルバルド役を演じることを承諾することに。

また、「ジョニーが演じたグリンデルバルドとは同じものにはならない」と、断言しているマッツ。

「彼の“強烈さ”を、自分の演技に取り入れることはできません。彼のグリンデルバルドはとてもユニークだったけれど、自分らしく演じようと思っています」

ジョニー・デップの鬼気迫る演技にも手に汗を握ったけれど、マッツ・ミケルセンが「ファンタビワールド」にどんな新しい風を吹かせるのか、期待が高まる!

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARI

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