映画『ミーン・ガールズ』、『マンマ・ミーア!』、『レ・ミゼラブル』などで知られ、現在はドラマ『ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女』でも注目を浴びているアマンダ・セイフライド。

18歳で『ミーン・ガールズ』に出演した彼女が明かしたのは、当時感じていたという“男性からの性的な目線”について。

可愛いけれど、どこか抜けている発言が特徴とされた「プラスチックス」メンバーの一員であるカレンを演じたアマンダ。

彼女が「性的対象に見られている」と感じるようになったのは、劇中でカレンが「胸で雨を予想できる」と話すシーンがきっかけ。同作出演後、度々男性から雨が降るかを聞かれるようになったと言い、そのときの心境を<マリ・クレール>のインタビューでこうコメント。

「いつも不快に感じていました。当時は18歳だったし、ただただ気持ち悪かったんです」
mean girls
CBS Photo Archive//Getty Images

また、14歳から演技を始めたアマンダは、若い頃から名声を手に入れることついても、自身の見解を吐露。

「若いころから有名になるのって、良くないと思うんです。名声を手に入れてしまうと、世の中に“安全な場所”なんてないと思うようになります。若い役者たちでも、SPやアシスタントを必要としている人も多くいます。生活が大きく変わり、ストレスにもなるだろうし、共演者が葛藤しているのを目の当たりにした経験もあります」

名声を手に入れたことによるメンタルヘルスへの影響も大きく、パニック発作を起こした経験を過去に明かしていたアマンダ。

そのこともあってか、彼女はプライベートをあまり公にはせず、生活拠点はニューヨークから離れた郊外に購入した農場なのだそう。

「“名声を手に入れる”って、変な感じですよね。正直なところ私は、なんとなく知られているぐらいの立ち位置で、“超有名”になったことはない。今のところは怖いピークもなく、健全にキャリアを歩んでいます」
「自分のなかで優先順位はあるし、自分自身のことも理解しています。それに、これから進むべき方向や意味もわかっているつもりです。今は好きなことをできるし、怖いものはないんです」
premiere of hulu's "the dropout"   arrivals
Amy Sussman//Getty Images

最近では、ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』への出演で知られるミリー・ボビー・ブラウンが10代で性的対象に見られることへの苦悩を明かすなど、若くして向けられる性的な目線に悩んでいる俳優は少なくない。

※この翻訳は抄訳です。
Translation: Haruka Thiel
COSMOPOLITAN UK