世界を代表するスーパーモデルの一人で、ファッションアイコンとしても常に注目を集めるモデルのベラ・ハディッド(25歳)。先日、アメリカ版『ヴォーグ』誌4月号の表紙を飾った彼女は、14歳のときに鼻の整形手術を受けたと告白し、今では後悔していると明かした。

幼い頃から、姉のジジ・ハディッドと共にモデルとして活躍してきたベラ。整形手術については否定してきた彼女だったが、同誌のインタビューで14歳のときに鼻を手術したことを認め、今になって後悔しているとも語った。

「親から受け継いだ鼻を残しておけばよかった。今振り返れば自分なら一緒に成長できたと思います」

さらに年を重ねるにつれて、姉でありスーパーモデルであるジジと比べてしまっていたとも告白。

「私はブルネットヘアで、ジジほどクールではなく社交的でもなかった。人々に『醜い妹』と言われたことだってあります。そんなことを周りに何度も言われ続けた結果、自分でもそう思ってしまうようになったんです」
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EDWARD BERTHELOT / GETTY IMAGES
「私はいつも自分自身に問いかけています。『今の私は、うつ病の症状を引き起こしたり、誰にも触れられたくないと思うほど、身体的なイメージや食事の問題、そして社会に対する不安を抱えているのね』と。そして、『何をしたくて私はこの世界に入ったのだろう』と感じたこともありました」

「でも何年もかけて、笑顔や強そうな顔を見せて、女優のように振る舞うことを覚えました。私はいつも、何かを証明する必要があると感じていたんです。人々は、私の見た目や発言すること、行動に対してもなんでも意見が言えます」

「けれどモデルを始めて7年間、私は仕事を休んだりキャンセルしたり、遅れたりしたことは一度もありません。だから誰も私が一生懸命仕事をしていないなんて言えないはず」

さらに、鼻以外にも整形手術を受けていると噂されていると言い、それに対しては「真実ではない」と否定。

「10代の頃の私の写真は顔が腫れぼったく見えるので、整形したと思われています。確かに13歳の頃とは全く違って見えるけれど、私はフィラーを入れたことはありません。この話はもう終わりにしてください」

「フィラーを否定したいわけじゃなくて、私には合わないから。それからたまに、私がアイリフトをしたと言う人もいるけれど、実際はフェイステープで上げているだけ。昔からあるメイク方法ですよ」

今ではスーパーモデルの一人として、世界中で活躍するベラ。自身のメンタルヘルスについても赤裸々に語ってくれる彼女には、きっと勇気づけられる人もいるはず。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARISA ISHIMOTO

COSMOPOLITAN US