スーパーモデルのベラ・ハディッド(25)がインスタグラムに、泣きはらしたような顔のノーメイクのセルフィーを複数枚アップ。「不安との闘い」に苦しんできたことを明らかにした。

シェアされた写真は、私たちが見慣れているグラマラスなモデルとしてのベラの姿とはまったく対照的。およそ4720万人のフォロワーたちからは、ベラが苦しみについてオープンにしたことに対する多数の称賛の声が寄せられている。

スライドショーの最初の1枚は、ミュージシャンのウィロー・スミスが、ありのままの自分に満足できないことや、「不安な気持ち」と闘っていることを話す動画。ベラはキャプションのなかで、ウィローの次の言葉を引用している。

「人はみんな違う。すべての人に、とても特別な、ユニークな何かが備わっている。そして、人は迷ったり、混乱したり……基本的にはみんな同じような気持ちを持っているのに、そのことを忘れてしまう」「そうした不安は、みんなが感じ、そしてどうにかして隠そうとしているもの」

ベラは、ウィローのこれらの言葉が、これまで明かしてこなかった自身のメンタルヘルスの問題について、語るきっかけになったことを認め、次のように綴っている。

「数年前から、これ(何枚もの泣き顔のセルフィー)が、ほぼ毎日、毎晩の私よ」

「ソーシャルメディア(で公開されるもの)は、現実ではありません。いま苦しい思いをしている人たちは、それを覚えておいてください」「あなたはひとりではないと、誰かにそう言って欲しいだけのときもありますよね。だから、私が言います。あなたは、ひとりではありません。愛しています、わかります、聞いています」

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ベラはまた、これまでの自身のメンタルヘルスの状態がいかに不安定なものだったかについて説明。苦しんでいるかもしれない人たちに向け、「トンネルの終わりには必ず光があり、ジェットコースター(のような激しい気分の浮き沈み)も必ずどこかの時点で完全に止まる」と伝えている。

ベラはさらに、長い時間はかかったものの、もう十分というほど何度も経験してきた心身の衰弱や燃え尽きた体験を通してわかったことがあるとして、次のように述べている。

「一生懸命、そして時間をかけて、自分のトラウマやトリガー(不調などの引き金になるもの)、楽しいと思うこと、習慣になっていることについてよく考えれば、自分の痛みとそれに対する対処法について、よりよく理解したり、学んだりできるはずです」

ベラのフォロワーたちは明らかに、こうした正直な、そして感情に訴える投稿を歓迎。「いいね」の数は投稿から24時間がたたないうちに、100万近くにのぼっている。

そして、コメントのセクションでは、ベラをサポートするファンやセレブたちからのメッセージが共有されている。ベラの姉ジジ・ハディッドは、「愛してるよ!」とコメント。ウィロー・スミスは、「あなたの正直さと優しさは、非常に多くの人たちの癒しになっている」との言葉を送っている。

From COSMOPOLITAN UK