キング・オブ・ポップとして世界中の人々を魅了し、惜しまれつつもこの世を去ったマイケル・ジャクソン(享年50歳)。そんなマイケルの唯一の娘であるパリス・ジャクソン(22歳)が先日歌手デビューし、そのやわらかな歌声を披露

父にマイケル・ジャクソン、母にデビー・ロウを持ち、女優やモデルとしてエンタメ界でのキャリアを築いてきた、パリス・ジャクソン。先日11月にデビュー・アルバムをリリースすることを発表した彼女は、10月30日に初のソロ楽曲「Let Down」の配信をスタート。当日は、YouTube配信で同曲のギターの弾き語りを披露した後、仮面舞踏会をテーマにしたミュージック・ビデオ(MV)を公開。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
paris jackson - let down (official music video)
paris jackson - let down (official music video) thumnail
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ハロウィンシーズンだったこともあり、ちょっぴり不気味な雰囲気に仕上がっている同MV。特に暗い森の中にいるシーンは、父マイケルの代表曲「スリラー」を彷彿させる…! さらに「また私をがっかりさせて、私を壊してダメにする/あなたは私のすべてだった/どうしてこんなに悪い状況になってしまったの、心と体に傷を負っている」という切ない歌詞も印象的。

People>とのインタビューに応じたパリスは、リリースしたばかりの新曲についてこのようにコメントした。

「たくさんの感情があります。ワクワクしているし、緊張もしているけど、感謝と幸せな気持ちでいっぱいです。何をどう歌ったらいいか、何を書いたらいいか、という指示を受けずに自由に制作できるというのは、素晴らしいことでした。まるで天からの贈り物みたいで、祝福されているような気分です」
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そんなパリスは、11月13日にファースト・アルバム『Wilted』を発表予定。11曲入りのこの作品は、過去に元恋人のガブリエル・グレンとリリースしたEP『The Soundflowers』に続くものとなり、弟のプリンス・ジャクソン(18歳)も一部の楽曲のプロデューサーやビデオグラファーとして参加しているのだとか。

また父マイケルは、パリスの音楽についてどう思うかと聞かれると以下のようにコメントした。

「どう思っているかなんてわからないし、私は彼ではないので代わりに話すことはできません。けれど彼が喜んでくれることを願っています。でも私が幸せなので、彼もきっと興奮してくれると思います」

父マイケルのように、やさしく語りかけてくれるような歌声を披露したパリス。立派に成長した娘が同じシンガーの道を歩みだすことを、マイケルもきっと天国から応援してくれているはず。