“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンが、今年の6月25日で50歳という若さで亡くなってから10年を迎えた。今でもその絶大な人気は衰えないマイケルの命日の日に、妹のジャネット・ジャクソン(53歳)が兄の"レガシー"について語った。

今年、幼少期に性的虐待を受けたと訴える2人の証言をベースに製作されたドキュメンタリー番組『Leaving Neverland(原題)』が米国で放送され、スターバックスではマイケルの曲を流すことを禁止し、人気アニメ『ザ・シンプソンズ』では彼が出演する回を放送しないことを発表したりと、様々な業界に波紋を呼んだことでも話題に。

そんな中、6月23日の<The Sunday Times>のインタビューで、妹のジャネットが兄マイケルの生前の軌跡について「ずっと受け継がれていくわ」とコメント。

子供たちがマイケルの真似をしたり、大人たちが未だに彼の曲を聴いていたりするのがとっても嬉しいです。私の家族が世界に与えた影響を教えることが出来るわ。決して傲慢に聞こえないように願っているのだけど、私は事実を言っているだけなの。これはただ神が与えてくれたもので、それにとても感謝しています。
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ジャネットはあまり公の場で兄のマイケルについて多くを語ることはないけれど、2005年に行われた裁判では、マイケルを支持。でも、児童性的虐待については直接的発言はしてないよう。

また、ジャネットは2018年6月に亡くなった父、ジョセフ・ジャクソンについても言及。彼女と彼女の兄弟は、幼いころからスーパースターに育てるために厳しく育てられたというのは有名な話だけど、「父に感謝している」とジャネット。

子供時代に楽しいことはなかなか出来ませんでした。私は体操をやりたかったけど、仕事が忙しくてできなかったの。でも、少なくとも私には兄や姉がいました。彼らは私の大親友でもあります。

父の生前に感謝の気持ちは全て伝えられたと優しく語るジャネットは、自身の息子のエイサくんには自分の道を歩んでほしいと言う。様々な議論を呼ぶジャクソン家だけど、彼らが残したこれまでの"レガシー"は、きっと永遠に続いていくのでしょうね。