ライフスタイルモデルとして注目を集める栗原ジャスティーンさん。自身のInstagramに日々のトレーニングの様子をアップされていますが、実は昨年の「オールジャパンフィットネスビキニ」に出場後、これまでのトレーニング内容を見直し、新たなボディメイキングを模索し始めたそう。そんなジャスティーンさんに、今取り組んでいるトレーニングやそこにいたるまでの心境の変化についてインタビュー。30歳を目前に、新境地を切り開く姿に迫ります!

――最近のトレーニング内容について教えてください。

「月~金の週5日、アスリート向けのトレーニングジムに通っています。週4日はパーソナルトレーナーの方に指導いただいて、週1日だけはセルフトレーニング。昨年のフィットネスビキニ出場前は週6~7日、ジムでパーツトレーニングを主にやっていました。肩、背中、お尻、脚のように日毎に強化するパーツを分けて、筋肉痛がある部分を休ませながら順番にトレーニングする流れです。その時は自分1人でトレーニングすることがほとんどでしたね」

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――コスモポリタンでも取材させていただきましたが、筋肉量もあり、かなり鍛えあげられた印象でした。

「その頃は『肩はこのぐらい大きく、逆三角形にしよう』という感じで、パーツごとに細かくやっていたんですけど、最近のマシーントレーニングはざっと、上・下半身で分ける程度。今年に入って内容を大幅に変え、マシーンの他にダッシュ系のランや心拍数を上げるサーキットなどもやっています。3カ月に1度身体測定があって、ジャンプの高さ、幅跳び、ウエイトなどを2日間かけて細かく測定していくんですよ。今の目標としては、その記録を伸ばしていくことですね」

――トレーニング内容を変えるきっかけはなんだったのでしょうか?

「もともとフィットネスの大会は、兄に勧められて軽い気持ちで参加し始めました。大会に関しては順位や理想とされる体型になることよりも、ゴールに向かって努力していく過程が好きなんです。すごくストイックに頑張れて、どんどん入り込んでいくタイプなんですよね。ボディに対するコンプレックスを克服するためにトレーニングを始めたんですけど、大会を目指す過程で精神的な部分が刺激されていくのを感じました」

「ただ、本気で入賞を目指すとなると、そのためのボディメイキングが必要。パーツづくりのトレーニングを強化したことで、本来自分が好きだった『体を動かすこと』がまったくできなくなってしまっていたんですよ。これ以上できないっていうところまで頑張れたし、だから大会の出場は昨年のフィットネスビキニを最後にすることにしたんです。自分が目指している方向と違うから、次に進もうって! だからといって出場したことに後悔はしていないし、逆にできて本当に良かったなって思っています。3年間のパーツトレーニングをやってきたから、今の体があるわけですしね」

――日々トレーニングを続ける上で、大会がひとつのゴールにもなっていた部分があると思うのですが、今後のジャスティーンさんのゴールとなるものは一体何でしょうか?

「ちょうど1カ月後に30歳になるんです。肉体的な限界が近づいてくる頃なんですけど、私はそれでも自分を伸ばしていきたい30代の自分が20代の自分を超えていたいんです。最近、体型の見た目はそんなに気にならなくなってきて、それよりもとにかく動ける体を作りたいと思うようになりました。例えばアスリートの体って、別に逆三角形じゃなくてもかっこいいじゃないですか。動ける体は自然にかっこいいはずだから、今は身体能力を高めることを重要視してやっていますね」

10月公開予定の「栗原ジャスティーンのトレーニング改革!【後編】」に続きます!