引き締まった腹筋に女性らしいカーヴィーなお尻。そんな誰もが憧れる美ボディを、徹底的なトレーニングにより維持する栗原ジャスティーンさん。昨年はついにアンダーアーマーのグローバルモデルに抜擢されるなど、ますます進化を遂げる彼女に、ライフスタイルモデルとして描く未来と目標についてお話を聞きました。ジャスティーンさんがハードなトレーニングを続ける裏には、熱い思いがあるようです…!

--そもそも、ジャスティーンさんが「モデル」ではなく「ライフスタイルモデル」と名乗ろうと思ったきっかけは?

「今から3年半ほど前、ライフスタイルモデルとして活動を始めました。ベストボディ・ジャパンに出場したことをきっかけに、『健康的な身体とは何か?』を疑問に感じ、自問自答していたんです。ヴィクトリアズ・シークレットのモデルみたいにしっかり運動した人だったり、もっと色んな体型がいていいんじゃないかなと、『モデル』についても自分なりに思うことが色々あったのと同時に、健康的で女性らしいボディを広めたいという思いがあり、ライフスタイルモデルという肩書を選びました」

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--ジャスティーンさんが考える、ライフスタイルモデルの定義とは何でしょうか?

「ライフスタイルをさらに充実した良いものになるよう、そのヒントを広める仕事だと思います。特に私の場合は、フィットネスをライフスタイルの一部と考えて、ポジティブな日々の過ごし方を広げていきたいと常に考えているんです。私がライフスタイルモデルとして活動する最大の目的は、皆さんのライフスタイルをより良いものにしていきたいということ。まずはそのきっかけとなるヒントとして、私が日々やっているトレーニングやリアルなボディラインの変化をSNSやメディア出演を通じて発信しています」

--今でこそジャスティーンさんとフィットネスは切っても切り離せないイメージがありますが、そもそもトレーニングをするようになったきっかけを教えてください。

「学生時代は太りやすい体質で、その時の無理なダイエットによる反動により、20代になったら痩せ体質になりました。今程トレーニングもしていなかったので筋肉もつかず、食欲もどんどん無くなり、不健康に痩せていってしまったんです。それで数年前、本気で自分の身体を変えたい! と思って、ボディメイクのトレーニングをするように。コンプレックをきっかけに本格的に始めた筋トレでしたが、気付いたらトレーニングそのものにハマっていっていました。そして今はボディメイクのためのトレーニングよりも自分の運動の能力を上げることに意識が向くようになって、細かい体型に対してあまり深く考えることもなくなりましたね」

--ジャスティーンさんが考えるトレーニングとメンタルの関係性とは?

「3年間の本格的なボディメイクトレーニングを経て昨年出会った、身体を思いっきり動かすファンクショナルトレーニング。このトレーニングとの出会いによって、ボディラインに対する強いこだわりはなくなったように思います。無理に作り上げるのではなく、思いっきり身体を動かして、楽しんだ先にできた自然な体型の方が私は好きだなって! 楽しんでできるってことは、メンタル面でもおのずと大きな充実感が得られますよね。日々トレーニングを続けることで今までできなかったことができるようになったり、新しい動きに身体が対応できるようになったり。 筋力アップの為に負荷かけたり、走ったり、ジャンプしたり、登ったり…。一つのスタイルだと飽きっぽいので色んなトレーニングをして楽しんでいます。そういった心と身体が一体化された感覚が大切なんじゃないかなと考えています」

--ライフスタイルモデルのお仕事や知名度を生かして、日本の女性に広めたいこととは何でしょうか?

「体型や身体の動かし方、働き方、服装、日々の暮らし方、恋愛。そのすべてにおいてたくさんの選択肢があります。でも、世間の流れや圧力から、いつの間にかできてしまった固定概念というものが誰にでもありますよね。その枠を越えて本当に自分が望むもの、好きなものを見極めて、自分らしいライフスタイルを作っていって欲しい。フィットネスには女性にその自信を与えてくれる力があり、自分と向き合うきっかけになると私は信じています!」