皮膚科学を専門に研究するガルデルマ社の調査によると 、11歳から30歳までの女性の約8割が、毛穴が開く黒ニキビや皮脂が詰まった白ニキビ、それから吹き出物(赤ニキビ)といったニキビに悩まされているとか。これって、ほとんどの人がニキビに困ってるってことでしょ?

ニキビについての研究者であり、米国で人気のスキンケアブランド<ミュラド>を展開しているハワード・ミュラド博士のニキビ対策をご紹介。専門家が教えてくれた、ニキビのダメージを最小限にするアドバイスは次の5つ。

ミュラド博士が伝授する、5つのニキビ対策

1.寝る前には必ず洗顔を。特にオイリー肌の人にとってはこれが大事。

十分にクレンジングしないと、ニキビのもとになるバクテリアがお肌に残り、さらに増えてしまう羽目に。

2.ニキビができてしまったら、ニキビ肌用の製品を探そう。

サリチル酸はニキビ除去に効果的で、ニキビがさらに増えるのも防いでくれる。

3.どんな肌タイプでも、最高の状態にするには適度の油分が必要。

アボカドやサーモン、銀ダラ、クルミには、顔の肌つやを良くし、吹き出物や乾燥を防ぐ働きがある。

4.アプリコットやシイタケ、サツマイモ、マンゴーなどを食べる

これらにはビタミンAが豊富に含まれていて、肌細胞の生産やライフサイクルを正常化してくれるそう。

5.生の果物や野菜から水分を摂る

ゴジベリー(クコの実)やザクロは特にオススメ。これらは細胞にうるおいを与え、抗酸化物質と消炎作用で肌の色も良くしてくれる。

どうしてもニキビをつぶしたくなったら…

基本的にはオススメできないのが「つぶすこと」。ミュラド博士も「(ニキビの中にある)バクテリアが肌の他の部分に広がる可能性があり、新たな炎症やキズのもとになるかもしれません」と懸念。そして、「ついやってしまうことの中でも最悪の方法です」と語っている。それでもどうしても! という場合は「(つぶすのは)白ニキビだけにしてください。ニキビが表面に出ていなければ、適切な治療にはなりません。熱や蒸気で(ニキビ部分を)温めながら、爪ではなく指先であまり力を入れない程度に押し、ティッシュで囲いながらニキビの中身を出すこと。ニキビをつぶす際には、その周りを清潔にしておくことも忘れずに」と教えてくれました。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

COSMOPOLITAN UK