記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がCosmopolitanに還元されることがあります。記事中に記載の価格は、記事公開当時の価格です。
なんとなく、日焼け対策できてる気になってませんか?
紫外線から肌を守ってくれる日焼け止め。その必要性は説明するまでもないけれど、実際にどれくらいの量を塗ったらいいのか、いつ塗るべきなのか、どのタイミングで塗り直したらいいのかなど、“正しい使い方”は意外と知らない人が多いのでは? そこで、「日焼け止めに関するよくある疑問」を、ニューヨークで認定皮膚科医として開業し、皮膚がん財団で広報を務めるデンディ・エンゲルマン医学博士が解説。科学に基づいた答えとともに、日焼け止めの適切な使い方を<グッドハウスキーピング>から紹介します。※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がCosmopolitanに還元されることがあります。
「SPFは15以上ある日焼け止めを選ぶべき。屋外で長時間過ごすのであれば、30以上あるものを使うのが理想的です」とエンゲルマン博士。
エンゲルマン博士によると、多くの人が日焼け止めの適正な量を使用していない可能性が…。
「容器に表示されたSPFの効果を得るためには、1平方センチに対して2ミリグラムをきちんと塗る必要があります。2ミリグラムを目分量にたとえると、ショットグラス1杯分、大さじ2杯ぐらいです。顔だけなら、5セント硬貨大(直径約2センチ)の量を塗ってください」
スプレータイプの日焼け止めを使うなら、肌が均一の輝き方になるまでを目安にしましょう。
また、日焼け止めは2時間ごとに塗り直すのを忘れずに。泳いだり、激しく汗をかいたり、タオルでこすったりした場合は、さらにこまめに塗り直す必要があるそう。
「紫外線吸収剤を使った日焼け止めは肌に浸透させるものであるため、屋外へ出る30分前に塗り、成分をしっかり肌に馴染ませる必要があります」とエンゲルマン博士。 紫外線散乱剤を使った日焼け止めはすぐに効果を発揮するので、日光に当たる直前に塗ってもいいとのこと。
また、エンゲルマン博士は「くれぐれもムラがなくなるまで肌に馴染ませましょう。出かける1時間前に日焼け止めを塗ったのなら、出かけて1時間たったら塗り直す必要がありますよ」とも話し、“2時間ルール”の重要性を強調。
「皮膚がんは体のどこにできてもおかしくありません。紫外線が当たらないところにでもできます」とエンゲルマン博士は警告。
「けれど、耳の先端や耳の裏、むき出しの頭皮、首の後ろ、目の周り、そして手の甲や足の甲など、みなさんが日焼け止めを塗るのを忘れがちなんです」 塗り忘れを防ぐのに最適な方法は? という質問には「服を着る前に日焼け止めを塗ること。そして服を着たら、露出している部分は塗り直すこと」とアドバイス。
エンゲルマン博士によれば、頭皮に関してはある程度は髪が日光から守ってくれるのだそう。けれど、それ以上のケアが必要なことも。特に、髪の薄い人は対策を取るべきなんだそう。
「メラノーマの約10%は頭皮に発生していますから、帽子をかぶったり日焼け止めを塗ったりなど、さらなる用心を重ねることが大切です」
実は、髪や頭皮用の日焼け止めもあり、洗い流しやすいように作られているのだとか。
「日々太陽にさらされている下唇は、特に皮膚がんになる可能性が高く、基底細胞がんや扁平上皮がんがもっともできやすい場所のひとつです」とエンゲルマン博士。
「SPFが15以上のリップクリームか、スティックタイプの日焼け止めで唇にも使えるものを選びましょう」
とろけるような塗り心地が魅力的なリップクリーム。一度塗るだけで潤いが続く保湿力を持ちながら、SPF25/PA+++のUVカットを実現! 無香料のほかに、ミルクバニラやリッチハニーの香りも。
「ウォータープルーフ(耐水性)」と記載があるものは 、汗をかいても日焼け止めが流れて目に入ったりしにくいため、暑い日やスポーツをするときの使用に適しているのだそう。
「とはいえ、毎日使うにはあまりおすすめできません。普通のものより肌への密着性が強いため、メイク下地のようには使えないでしょう」
SPF15またはそれ以上の日焼け止め効果の成分を含んだ保湿剤について、「毎日2、3分だけ太陽の下を歩くくらいの行動パターンなら、それだけで十分」とエンゲルマン博士。
「ただ、屋外で働く仕事をしていたり、屋外で過ごす時間が長かったりするのなら、しっかりと肌を守るためにもっと強い(SPF30以上)耐水性のある日焼け止めが必要でしょう」 日焼け止め成分の入ったファンデーションや下地を使えば、もちろんその効果はぐっと上がるけれど、それだけできちんとした対策ができていると過信するのは禁物。
「ほとんどの化粧品は、UVA(紫外線A波)に対する防御が十分ではありません。もっとも理想的な日焼け止めの使い方としては、メイクの前に日焼け止めを塗ることをおすすめします」
「また、SPF15の製品を一度にふたつ使ったからといって、SPF30の製品と同じ効果が得られることにはなりません」
博士の答えは「イエス」。日焼け止めは毎日塗る必要があるとのこと。
「家でも、電車や飛行機や車でも、窓からUVAが差し込んできますよ」 屋内で過ごすときにも日焼け止めは必要。ということは、1年を通して、朝のお手入れのルーティンに取り入れる必要がありそうですね。 ※この翻訳は、抄訳です。Translation:中尾眞樹(Office Miyazaki Inc.)GOOD HOUSEKEEPING
【クリスマスコフレ2023】ミニサイズコスメが充実!限定コフレおすすめ77選
肌はどう変わった?私が「無香料スキンケア」に切り替えて気づいたこと
機内でのスキンケアはどうする?旅先でのいざという時の裏ワザ
Qoo10メガ割で買うべき!おすすめ韓国コスメ45選
やりすぎはNG!顔と体の「古い角質」を除去する適切な頻度を解説
時間を置くべき?スキンケアで「次のアイテムを使うタイミング」
「肌バリア機能」は回復できる?肌荒れの原因になる理由を専門家が解説
美容皮膚科医が解説!「ビニール肌」の特徴&正しいスキンケア方法
知っておきたい!タトゥーのアフターケアの基礎知識
原因と対策を解説!肌のくすみや疲労感をなくす9つの方法
医師がアドバイス!「ニキビ肌向け洗顔料」の正しい選び方
洗顔の最適なタイミングや回数は?「正しい洗顔方法」を医師が解説