2月4日に、ロサンゼルスで開催された「第66回グラミー賞」。マイリー・サイラスは、大ヒット曲「Flowers」が評価され自身初となるグラミー賞を獲得。年間最優秀レコード賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞の2冠に輝いている。

その功績と共に注目を集めたのは、マイリーの煌びやかな衣装。特にレッドカーペットに登場した際の“安全ピン”ドレスは、「かっこいい!」とSNSでも話題に。

自立心を歌う『Flowers』

『Flowers』には、ブルーノ・マーズの2012年のヒット曲『When I Was Your Man』の歌詞とオーバーラップする部分が散見されることから「アンサーソングなのでは?」と推察するファンも少なくない。

たとえば、「君に花を買ってあげるべきだった」「ダンス好きな君を色んなパーティーに連れていってあげるべきだった」と未練や後悔を歌った『When I Was Your Man』に対し、『Flowers』では「花ぐらい自分で買える」「ダンスだって一人で踊れる」と、破局後の自立心について歌われているよう。

また「私は(あなたよりも)私のことをもっとちゃんと愛せる」とセルフラブのメッセージも込められており、ミュージックビデオでも歌詞の内容に合わせて、豪邸の中で一人でワークアウトに励んだり、ダンスに熱狂するマイリーの姿が映し出されている。

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Miley Cyrus - Flowers (Official Video)
Miley Cyrus - Flowers (Official Video) thumnail
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グラミー賞では5つのルックを披露

グラミー賞当日は4回の衣装替えを行い、“ベストドレッサー”との呼び声も高かったマイリー。

マイリー・サイラス グラミー賞
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(写真左から)一度目の受賞時は、トム・フォードの黒のカスタムジャンプスーツを着用、パフォーマンスのときはボブ・マッキーのヴィンテージドレスに身を包み、同じくボブ・マッキーのヴィンテージ品のレースのビスチェとレースパンツを着用。二度目の受賞の時には、GUCCIのカスタムドレスを披露。

二度目のスピーチの最後には「これで忘れずにみんなに感謝できたと思う。でも、下着は履き忘れちゃったかもね。それじゃあ!」と発言し会場が笑いの渦に包まれる一幕も。

“安全ピン”ドレスが話題に!

特にSNSを中心に大きな話題をさらったのは、レッドカーペットに登場した際のルック。メゾン マルジェラのカスタムドレスは、1万個を超える数の安全ピンで構成されているのだそう。

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「このドレスは、675時間に及ぶ職人技によって生みだされました。使われたのは1万4000個の安全ピン。それを飾っているのは、一粒ずつ厳選されたフランスのアンティークビーズなんです」

また、メゾン マルジェラの公式SNSでも制作の様子が投稿されている。

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初のグラミー賞受賞をうけて、家族や大切な人たちへの感謝をSNSに綴っているマイリー。ゴッドマザーであるドリー・パートンの存在をずっと感じていたとも明かし、彼女からインスピレーションを受けたヘアスタイルに仕上げていた。