ファッション好きにはたまらない季節が到来! 来たる29日(現地時間)、ウィメンズのニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)が開幕へ。このビッグイベントをより楽しめるように、「コスモ的2017秋冬NYFWの注目ポイント」を5つご紹介します。

人気プラスサイズモデルがNYFWへ直訴

プラスサイズモデルでボディアクティビストのイスクラ・ローレンスは、NYFWをはじめとするファッション業界に対し、もっと多様性を受け入れ祝福するべきだと発言。300万人以上のフォロワーがいる自身のInstagramアカウントで、モデルの健康や、ダイバーシティ(多様性)の推進を訴えた。また、他34名のモデルと連名でNYFWへ同内容の手紙を送った。

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「今シーズンのランウェイでは、どうか健康を優先し、ダイバーシティを祝福してください。ダイバーシティ(人種、年齢、身長、サイズ、体型、ジェンダー)が私たちの強みであることを世界に示しましょう。今このような時代だからこそ、ダイバーシティが我々の強みであると証明するべきです。デザイナー、雑誌の編集者、エージェント、キャスティングディレクターの皆さんが先頭に立ち、前向きに、新たな考えを受け入れ、正しい道へと業界を導いてくれることを願っています」

NYFWが、女性の人生を応援するNPO団体をサポート

アメリカファッション協議会(CFDA)はNYFWを通じて、マイノリティや貧困層の中絶手術や避妊方法などの情報を与えることを主とするNPO団体「Planned Parenthood」をサポートすることを表明。

サポートとはいえ寄付をするのではなく、「ファッションはPlanned Parenthoodを支持します」と書いたピンバッジを配るというアプローチで、デザイナーやモデル、ゲストなどに配り、ランウェイでもつけて欲しいと提案しているんだとか。さらにピンバッジと一緒に「Planned Parenthood」の情報と寄付方法などが書かれたカードも配布する予定。すでにトリー・バーチやダイアン・フォン・ファステンバーグなどのデザイナーがこの動きをサポートしているよう。

そもそもなぜこのような動きになったのかというと、先月トランプ大統領が「Planned Parenthood」を含む人工妊娠中絶を支援する世界中の団体への助成金をストップさせる大統領令にサインをしたから

ファッションショーの代わりにバレエを披露

ひと足早くNYFWに参加したのが人気ブランド「オープニングセレモニー」。しかし、参加といってもランウェイで新作を披露したのではなく、ニューヨークのバレエダンサーとコラボするという異例のショーを開催! 現在アメリカが置かれている情勢を危惧してのことかアメリカの移民の歴史にインスピレーションを受けた演目に。ダンサーたちは「反抗」や「抗議」、「団結」や「戦う」などと書かれたTシャツを着用した。

カニエ・ウェストが「Yeezy」の新作を発表

ストリートミックスのスタイルで人気を呼んでいるYeezyは、お騒がせセレブのカニエ・ウェストが手がけるブランド。前作「シーズン4」のファッションショーが大混乱に終わったことは以前お伝えした通りだけど、今回はどうなる…?

yeezy カニエ・ウェスト ヒール 歩けないモデル

他のファッションショーが行われていた街から遠く離れた場所でカニエのショーは開かれ、モデルは熱中症で倒れ、ヒールがグラグラすぎて歩けないモデルが多発し、しまいには靴を脱ぎ捨てるモデルまでいて、SNSは大荒れ。そんな出来事があっただけに、今回も注目されているけど、会場は街中のスタジオに決定したそうで、開催地に関する混乱はなさそう。

「Tommy X Gigi」の新作発表

昨年、大盛況に終わった「トミー・ヒルフィガー」とジジ・ハディッドのコラボ第2弾の発表は、ニューヨークではなくカリフォルニアで行われる模様。さらにライブストリーミングも予定されてるんだとか! ショーは現地時間の2817時より開始予定。第1弾のコレクションは即完売したものも多かったようだし、今回も楽しみ♡

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