夢が詰まっていて、キャラクターもかわいくて…。大人になった今でも夢中になってしまうのが「ピクサー」作品。なんと、今年でスタジオ設立30周年を迎えたそうで、東京都現代美術館では2016529日(日)まで、「スタジオ設立 30 周年記念 ピクサー展」を開催中。

子供の頃にときめいた「トイ・ストーリー」はもちろん、おなじみの「ファインディング・ニモ」や「モンスターズ・インク」、そして最新作の「アーロと少年」まで、ピクサーの魅力を一度に楽しめる展覧会♪

実はピクサーには、技術スタッフと同じくらい多くのアーティストやデザイナーたちが在籍しているって知ってた? ストーリーや映画のビジュアルなどを考える企画の構想段階で、手描きのドローイングや、パステル画、彫刻などを生みだしているのだそう。こちらの展覧会では、これらの創作活動に焦点をあて約500点ものアートワークを紹介しているから、作品の裏側を見ている気分になれるかも!

鉛筆とマーカーで描かれたマイクがキュートすぎる♡

リッキー・ニエルヴァ ≪マイク:色彩の習作≫『モンスターズ・インク』(2001年) マーカー、鉛筆/フォトコピー ©Disney/Pixar
リッキー・ニエルヴァ ≪マイク:色彩の習作≫『モンスターズ・インク』(2001年) マーカー、鉛筆/フォトコピー ©Disney/Pixar

まるで絵本の1ページのような美しさ

リッキー・ニエルヴァ ≪ケヴィン、ダグ、ラッセル、カール≫ 『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年) グアッシュ/板 ©Disney/Pixar
リッキー・ニエルヴァ ≪ケヴィン、ダグ、ラッセル、カール≫ 『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年) グアッシュ/板 ©Disney/Pixar

パステルで描かれたニモにほっこり

ラルフ・エッグルストン ≪シークエンスのパステル画:探検≫ 『ファインディング・ニモ』(2003年) パステル/紙 ©Disney/Pixar
ラルフ・エッグルストン ≪シークエンスのパステル画:探検≫ 『ファインディング・ニモ』(2003年) パステル/紙 ©Disney/Pixar

最新作「アーロと少年」のアートワークも!

シャロン・キャラハン≪カラースクリプト≫ 『アーロと少年』(2015年) デジタルペインティング  ©Disney/Pixar
シャロン・キャラハン≪カラースクリプト≫ 『アーロと少年』(2015年) デジタルペインティング ©Disney/Pixar

また、アートワークの展示にくわえ、世界巡回展のために特別に開発された2つのインスタレーション、「トイ・ストーリー ゾートロープ」と「アートスケープ」が登場するので、こちらもお見逃しなく!

スタジオ設立 30周年記念 ピクサー展

会場/東京都現代美術館

開催期間/2016年3月5日(土)〜5月29日(日)

休館日/月および3月22日(火)※ただし3月21日(月・祝)、5月2日(月)、5月23日(月)は開館

スタジオ設立 30 周年記念 ピクサー展