彼のことは好きだけど、最近どうもうまくいかない。このまま一緒にいていいのかな…?

そんなとき頭に浮かぶのが、「冷却期間」という言葉。距離を置いて冷静になることで、関係が改善する可能性もあるけれど、さらに悪化してしまう危険性も。そう、「冷却期間」はまさに「諸刃の剣」。

コスモポリタン アメリカ版では、女性恋愛ライターが「冷却期間」をオススメしない理由を以下のようにまとめています。

1.2人の仲を修復不可能にするような「行き違い」が起こる可能性大

2人の関係が改善されることがハッキリしている冷却期間でない限り、ドラマ『フレンズ』のロスとレイチェルのような状況に陥りがち。冷却期間のつもりだったレイチェルに対し、別れを告げられたと思ったロスは他の女性と関係を持ち…。 ドラマでは長い別れを経て、最終的にめでたしめでたしとなったけれど、現実世界でそんな風にうまくいくとは限らないから。

2.結局別れることになったとき、ツラさが増す

冷却期間が功を奏するはずと期待しても、離れて過ごさなければならないほどの問題を抱えているのなら、距離を置いたところでうまくいかない可能性は高い。ツラい別れを2度も経験するなんて、もっと最悪でしょ?

3.2人が抱えている問題が解消されるわけじゃない

元に戻ってしばらくは最高の気分かもしれないけど、それは互いに寂しい思いをした後で、距離を置く原因となった問題が解決したと錯覚するから。でも1~2週間もすると、すべては元の木阿弥、なんてことも。しばらく離れていたからって、人はそうそう変わらないもの。

4.2人の関係に力の不均衡が生まれる

「距離を置こう」と言い出した方が立場的に強くなってしまい、その後の関係を公平に保つのが難しくなる可能性が。

5.相手を恨む気持ちを拭い去れない

「私を愛してると言うのなら、なぜ離れる必要があるの?」その思いに取り付かれて、冷却期間後もケンカの度に、悩まされることになるかも。

6.自分の気持ちを見極める

冷却期間などという中途半端なことはせず、大人になって、相手の人生に影響を与える決断をする前に自分の気持ちを見極めることが大切。

7.好きかどうかを考えるために離れている時間が必要なんて、好きじゃないってことでは?

今あなたがその人に恋しているかいないかは、あなた自身が一番分かっているはず。相手への興味を失ってしまうのは仕方のないことなので、距離を置いて気持ちが戻るのを期待するより、つき合うのをやめたほうがスッキリするかも。ほかにも恋人候補はたくさんいるはずだから。

8.冷却期間中に他の誰かと寝たら、浮気になる

バーで出会った新しい人に惹かれてしまうのなら、相手の人生を保留にするのはやめて、きちんと別れることを考えてみて。テレビゲームのように、人生は都合よく一時停止はできないものだから。

9.冷却期間は2人の関係を強固にする、前向きな話し合いから逃げているのかも

関係を保留にする代わりに、問題に向き合うほうが得策。長い間つき合ったカップルならなおのこと。2人の関係が確かになれば、冷却期間など必要なくなるはず。

10.自分のための時間が必要なら、短い冷却期間では足りない

「冷却期間は自分のことに取り組むため」。それでよい関係に戻ることを期待するのは、難しいかも。たとえば3週間メールしなかったからといって、状況が変わることはほぼないはず。変化はゆっくりと起こるもの。自分のことに集中したいなら、一度スッキリと別れてみるのも手。

※この翻訳は、抄訳です。

TranslationYuko Oguma

COSMOPOLITAN US