何度かデートしてみたけど、どうも彼としっくりこない…。本気の恋に出会うまでの過程では、そんなことが起こりがち。うまくいかない理由はさまざまだけど、ズルズルと気乗りのしない相手とデートを続けるよりも、終わらせて次の恋に向かいたい!
そう思ったとき、お互いに同じ気持ちで"フェードアウト"できるならそれがベストだけど、「終わりにしたい」と伝えなくてはならない相手の場合、どうしたらいい? コスモポリタン アメリカ版の恋愛ライター、イブ・ペイサーが、自身の体験をもとに「携帯メールでお断りする方法」を提案。
正式に付き合う前の関係なら、わざわざ会って切り出すより精神的打撃も少ないかも? でも文章にはちょっとしたテクが必要なので、ペイサーが紹介する以下の「書き方のヒント」を参考にしてみて。
さて、上記のメールを検証してみましょう(笑)。
上記は3回デートしたことのある彼(マーク:仮名)から、私が実際に受信したメール。なんていうか…私が今までに受信したメールでもっとも"適当"なグッパイメールだった。
マークは超一流大学出身のいわゆるエリート。にもかかわらず、この"超"がつくほど曖昧な言い回しはナニ?
「ちょっと離れてた人と復活したっぽい」←「ぽいっ」って何よ!?
「…なんていうか、状況が変わったんだ」←ハッキリ言えよ、ハッキリ!
こんな誠意のかけらも感じられない曖昧メールを立派なオトナが書くなんて! たとえ短い付き合いだった相手でも、できるだけ傷つけず、でも端的にメッセージが伝わる内容を心掛けるのは最低の礼儀なはず。
■「正直に」が基本だけど、当たり障りない表現がベスト
私自身、正直なのは1番だと思ってる。でも必要以上に人を傷つけない"オブラートに包んだ言い方"のほうが、良い結果をもたらすこともあるもの。
1~2回デートした相手と「もう会いたくないな」と思った場合、向こうから何も言ってこなければそのまま放っておくべき。彼も同じ気持ちならフェードアウトできるから。でも彼がまた誘ってきたら、彼の長所にも触れた上で「もう会いたくない」という意図が伝わるメールを送ってみて。
「○○さん、メールありがとう! あなたは本当にステキな人だから隠しごとはしたくないの。食事した夜はとっても楽しかった! でも私たちに共通点があるかどうか、正直分からなかった。楽しい時間をありがとう」
なるべく相手を傷つけず、でも納得してもらえそうな「理由」を優しい言い方で添えるのがテクニック。
■でも場合によっては容赦なく「100%正直に」
相手があなたに失礼な振る舞いをしたのなら、ハッキリ理由を言って「もう会わない」と伝えるべき。
自分のことばかり話してあなたの話を一切聞かない、あなたが何か言おうとしても言葉をさえぎってまで自分のことばかり話し続ける…。そんな自分勝手な彼には上から目線でビシッと最後通告すべし!
「○○君、正直に言うね。あなたはいつも自分のことを話してばかりで、私について何も聞かない。そんな人と一緒にいるのはムリ! 残念だけど、もう会わないわ」
でもこの手の「ビシッとメール」にはややリスクがあるのも事実。相手が逆ギレする、もしくは「ごめん、やりなおしたい!」と謝罪メールを送ってくるなど、なかなか切れない可能性もアリ。でも多少のリスクはあっても、言うべきときはビシッと言ってOK!
■時には「嘘も方便」
"正直"に越したことはないけど、でもたった数回会っただけの相手なら嘘をついてもそれほど罪ではないのかも。「悪い人じゃないけどどうしても好きになれない」「生理的に…ムリ!」とか、終わらせたい"本当の理由"が身もフタもなさすぎてどうしても言いづらい!ってときは嘘も方便。ポイントは「だったら仕方ないね…」と思ってもらえる"バレない嘘"を理由にすること。間違っても「仕事が忙しすぎるから」等、見え透いた嘘はつかないこと!
「○○さん、先日はどうもありがとう。デート楽しかった! でも実はね…私、元カレのことがまだ忘れられないみたいなの。あなたに対しても失礼だから、もう会うのは遠慮しようと思う」
最後に大事な点をアドバイス。このサイトから文章をコピペしたってことは、くれぐれも彼にバレないように! 「ちゃんと考えて書いたメールです」と思ってもらえることも、サクッと終わらせるためのポイントだから。
頑張ってね♡
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 宮田華子