スマホを見ながら歩いていて、ふと顔を上げるとそこに男性が。そしてあなたはほんの一瞬で、彼が好みかどうかの判断を下す…。

毎日のように起きるこんなシチュエーション。なにげない一幕のように思える「ほんの一瞬」にかかる時間が、このたび研究で証明されたらしい。

コスモポリタン イギリス版によると、研究結果を発表したのはドイツのフライブルク大学。その内容によれば、人間が"初対面の相手が「好き」なタイプかどうか決定するのにかかる時間"は、なんと1,000分の1秒なんだとか!

同大学のバスチャン・シラー心理学博士いわく、人間は「好き」や「嫌い」といった社会的データの処理無意識のうちに行っているとのこと。

シラー博士のチームが行ったのは、潜在的連合テスト(IAT)と呼ばれるもの。これは、新しい刺激(この場合は初対面の人)に対する反応を測定するために、記憶の中の概念や属性がどのくらい強く結びついているかを調べる心理テストなのだそう。

また、"電子的神経イメージング"と呼ばれる、脳の動きを調べる方法や、決断に至るまでの心理的プロセスをマッピングすることで、初対面の相手の印象を決定するまでにかかる時間を測定。

「一目惚れなんてドラマの中だけでしょ?」と思いがちだけど、この研究によって「人は一瞬で誰かを好きになる」ことが、科学的にも証明されたというわけ。裏を返せば、「一目で嫌い」もアリってこと!

※この翻訳は抄訳です

Translation:Rubicon solutions

COSMOPOLITAN UK