イギリスに住むケリー・バーネットさんは、53歳にして現役のポールダンサー! 2歳の孫娘ももつ彼女が、ポールダンスにハマったのは47歳のとき。SNSではトレーニングの様子やパフォーマンス姿を披露し、「年齢を理由にチャレンジすることを恐れないで」とメッセージを発信し続けています。

ポールダンスを始めたことで、人生をリスタートできたと言うケリーさん。現在は講師としても活躍する彼女ですが、当初は年齢的に「今から始めるのは遅いのではないか」と感じていたそう。

しかし、実際にやってみると人生でケリーさんが最高だとする体型になったほか、精神的にも良い影響があったとのこと。

「体の状態を良くするだけでなく、ネガティブな感情を取り除くために、運命がポールダンスに導いてくれたような気がします」
これはtiktokの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

ニューヨーク・ポスト>によると、若い頃から摂食障害と闘っていたというケリーさん。演劇学校時代に「太りすぎ」と言われ、ダンサーになる夢がついえたそう。当時は、「キャベツだけを食べろ」「水を飲め」と指示されたこともあると明らかにしています。

「そうしてみたけれど、お腹が空いてしまうから、とにかく食べてしまう日々が続いたんです。レオタードを着て一日を過ごさなければならなかったし、自分の体重をとても気にしていました」
「体重を減らすには吐くしか方法がなくて、とても孤独な経験でした」
これはtiktokの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

そんな過去をもつケリーさんがポールダンスにハマったきっかけは、「生きているうちに自分がやりたいことリスト」のうちの一つにそれがあったから。そして思い切って挑戦すると、たちまち夢中になったと言います

「1回だけのつもりが、クラスにはなんの偏見もなく、いろんな体型の人がいて、とっても新鮮な体験でした。それからずっと続けて、今では53歳になり、これまでの人生で一番体力があります」

ポールダンスに目覚め、自分を愛することの大切さに気づいたケリーさん。そんな彼女は、TikTokで「若い頃の自分に何を伝えたい? 」とキャプションが添えた動画を投稿。これまでを振り返って、自分に伝えたいことを書き出しています。

「自分を信じて。誰にもあなたの気分を落とさせないで。自分にもっと自信をもって。ありのままの自分を愛して、あなたは美しいから。人生はどんどん良くなる。あなたを誇りに思っています」
これはtiktokの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

このメッセージに対し、感謝の意を伝えるコメントが多く寄せられました。中には、「7月に50歳になるけど、去年9月からフィットネスを始めました。(中略)あなたのような53歳になりたいです」といった人も。

「年をとるのが好き」というケリーさんから、年齢に関係なく、自分らしく生きることの大切さを教えられますね。