ドイツ出身のヴァレンティン・グルーナーさんは、ボツワナ共和国に住む自然保護活動家。彼の親友は、雌ライオンの「シルガ」。その二人の温かい友情が、SNSを中心に話題を呼んでいる。

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ヴァレンティンさんが9歳のライオン「シルガ」と出会ったのは2012年のこと。母親が食事を十分に与えなかったためシルガは病気にかかっており、そんな彼女を助けたのがヴァレンティンさんだったそう。

それから約10年が経過し、二人の間にはかけがえのない絆が。今では砂漠を散歩したり、泳いだり、相撲をとったりして仲良く遊んでいるのだとか。また、シルガと過ごした経験が、ヴァレンティンさん個人にも大きな変化をもたらしたという。

「もともと動物が好きでしたが、シルガは私の人生を大きく変えました。彼女の世話をすることで、他の生き物に寄り添うとはどういうことか、今でも日々教えてもらっています。私は生きている限り彼女の側にいる予定です」

彼にとって野生のライオンと過ごす秘訣は、「たくさんの愛情と時間」とのこと。また、シルガと二人三脚でほかの野生動物の世話をしているそう。

「シルガも他の動物たちの世話をよくしてくれます。でも、この12年間、まだ一度も休んだことがなくて。でも、後悔はしていないですよ」

「シルガはこんなに大きいのに、いつもやさしくてフレンドリーなんです」と話すヴァレンティンさんは、今でもコミュニケーションとしてシルガとハグをし続けているのだとか。そんな二人の友情はSNSでチェックしてみて。