オハイオ州在住のブライアン・スタンレーさん家族は、2匹の犬のバーガーとリプリーと生活中。好奇心旺盛のバーガーは、家のフェンスの下に穴を掘ってしまう癖があったそう。そこで、ブライアンさんが思いついた画期的なアイディアが世界中で話題に!

オハイオ州のシェルターから家族に迎え入れたというというバーガーとリプリー。バーガーは、社交的で好奇心旺盛、そして頑固な性格なのだとか。それゆえに、6フィート(約183センチ)もある家のフェンスの下に何度も穴を掘ってしまい、ブライアンさんも困っていたという。

そこで思いついたのが、家のフェンスにバーガーの顔がすっぽりとはまるサイズの穴をあけること!

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「彼はすぐに頭を穴に入れて、地面を掘るのをやめたんです。それ以来、その心配はなくなりました」

こうして問題を解決したけれど、4月に入り新型コロナウイルスの影響によりロックダウン状態に。ブライアンさんは、少しでも家族や近所の人に笑顔になってほしいと思い、この穴を活かしたあるアイディアを思いついたそう。それは、フェンスに絵を描いて、バーガー専用の顔出しパネルを作るというもの!

最初は子どもと一緒にムンクの「叫び」を描くことに。バーガーも気に入った様子だったため、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」などの有名絵画や『ジュラシック・パーク』『ジョーズ』などの映画のポスター…と様々なシリーズに挑戦。今では3週間に1度、絵を変えているという。

最近は近所の人をはじめ、SNSでも人気になり、わざわざ写真を撮りに来る人もいるほど。バーガーも誰かがフェンスの前を通り過ぎようとすると、すかさず穴から顔を出して歓迎し、楽しんでいる様子!

またブライアンさんは、このアートワークを通して動物保護の活動を広められたら、と考えているという。

「このアートと支持してくれる人がうまく結びつき、シェルターから動物たちを迎え入れてくれたら、大成功だと思います」

2023年までのパネルのアイディアをもう決めているというブライアンさん。バーガー自身も楽しめて、近所の人も笑顔にさせる今後のシリーズがとっても楽しみ♡