いざクッキーやケーキを作ろうとしたら、黒砂糖が固まっていて使えない…。そんな時のために知っておきたいのが、黒砂糖をやわらかくする方法。
本記事では、黒砂糖が固まってしまう理由や正しい黒砂糖の保存方法などを含め、固まった黒砂糖をやわらかくする方法を米メディア<グッド・ハウスキーピング>からお届けします。
黒砂糖が固くなる理由
黒砂糖が元々持っている砂のようなやわらかさは、水分によるもの。空気に触れて、乾燥すると水分が失われて固くなってしまうのです。
元に戻す方法としては、単純に必要な水分を戻してあげればOK! その具体的な方法は、以下のとおり。
黒砂糖をやわらかくする方法
電子レンジを使う
今すぐ黒砂糖を使いたいなら、電子レンジを使うのがベスト。数分で固くなった黒砂糖をやわらかくしてくれます。
- 固くなった黒砂糖を電子レンジで使えるボウルに入れ、その上に湿ったペーパータオルをのせる。その際、ペーパータオルに余分な水分が残らないよう、固く絞っておく。
- 様子を見ながら、やわらかくなるまで20秒ずつ加熱する。途中、フォークで黒砂糖をほぐす。
- くれぐれも加熱し過ぎないように注意。加熱し過ぎると黒糖が溶けて、冷えると再び固まります。
オーブンを使う方法
オーブンを使っても、黒砂糖はすぐにやわらかくなります。
- オーブンを120度に予熱する。時間を短縮したくても、温度を上げないこと! 温度が高過ぎると黒糖が溶け、冷えると固まって、くっついてしまいます。
- 角皿にクッキングシートを敷き、黒砂糖の塊をのせてオーブンに入れる。数分ごとにフォークでほぐし、やわらかくなったかどうかチェックして。
- どんなレシピに使う場合でも、一度冷ましてから使うのがおすすめ。
パンを使う方法
時間がある場合には、パンを使って黒砂糖を柔らかくする方法も。
- 密閉容器か袋に黒砂糖を入れ、その上にパンを一枚のせる。
- 袋(または容器)を密閉し、一晩(最低でも12時間)そのまま置いておく。
- パンに含まれた水分のおかげで、元通りのやわらかくてフワフワの黒砂糖に!
黒砂糖の正しい保存法
そもそも黒砂糖を固まらないようにするには、適切に保存することが必要。
ピッタリと密閉された容器に入れておくことが重要で、最初に黒砂糖を密閉できるプラスチックの袋に入れ、空気をすべて抜いてから、密閉容器に入れればさらに確実です。
※本記事は、Hearst Magazinesが所有するメディアの記事を翻訳したものです。元記事に関連する文化的背景や文脈を踏まえたうえで、補足を含む編集や構成の変更等を行う場合があります。
Translation:mayuko akimoto
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