サラダやデザートへのトッピングや料理の具材、おつまみ用、非常食用として缶詰を常備している人も多いはず。しかし、プルタブが取れてしまったり、プルタブがついていない缶詰を買ってしまったときに限って、缶切りが無い・見つからないという経験がある人も多いのでは?

本記事では、身近なアイテムを使用し、缶切りなしで缶詰を開ける簡単な方法やコツをお届け! 災害時に必要となるサバイバルスキルにもなるので、チェックしてみて。

【INDEX】

  • スプーンで缶詰を開ける方法
  • ナイフでも代用が可能!

ツナ缶やトマト缶、フルーツ缶などの万能なものから、おかずや料理の一品として楽しむ高級なものまで、生活に欠かすことのできない缶詰。また、常温で長期保存できることから防災備蓄品やキャンプ中の食料としても役立ちます。

ほとんどの缶詰にプルタブがついているので、缶切りを使う機会が減り、どこにしまったか忘れてしまったり、あえて缶切りを持たないという人もいるはず。一方で、プルタブが取れてしまったり、なかにはプルタブがついていない缶詰も…。

スプーンで缶詰を開ける方法

缶切りの代用となる別の道具を使って缶詰を開けたい…というときに必要なのは、 耐久性の高いスプーンと少しの忍耐力。実際に缶詰を開ける手順は以下の通り。

スプーンで缶詰を開ける手順

  1. スプーンの柄とツボの部分を持ち、しっかりと握る
  2. 缶詰の縁部分にスプーンの先端を当て、一定の圧力をかけながら前後に摩擦する
  3. 缶詰の縁に沿ってこすり続けると表面が薄くなり、そのうちに穴が開く
  4. 穴の中にスプーンを入れて、缶の蓋をこじ開ける

実はこれ、「いざという時のために」使える方法として、警視庁警備部災害対策課庁でも紹介しているライフハック。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
スプーンを使った⽸詰の開け⽅【防災のヒント】
スプーンを使った⽸詰の開け⽅【防災のヒント】 thumnail
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ナイフでも代用が可能!

スプーンが使えない場合には、ナイフで代用も可。要領は同じで、ナイフの先端を缶の縁に当てて擦ることで缶に穴を空け、テコの原理を意識しながら穴を大きくしていくというもの。ただし、ナイフには刃があるため使う際にはケガをしないように十分に注意して!

災害時やキャンプ中、スプーンもナイフも持っていないという場合には、大きな石やコンクリートのような堅い物体で代用して缶詰を開けることもできます。これらを使う場合でも要領は変わりません。


※本記事は、Hearst Magazinesが所有するメディアの記事を翻訳したものです。元記事に関連する文化的背景や文脈を踏まえたうえで、補足を含む編集や構成の変更等を行う場合があります。
Translation: ARI
delish