「女と男では、恋愛において幸せの感じ方や方向性が違うのかも…」と、悩んだことのある人は多いはず。脳の構造が違うんだから、感受性に男女差があって当たりまえ? でも、そもそもそれって個人差じゃなくて男女差なの? そんなコスモガールたちのモヤモヤを解消すべく、タイプの違う男女4人にインタビュー!
―あなたにとって恋愛ってどんな位置づけ?
男A(30歳):相互補完。
男B(27歳):ブラックボックス。なくてもいいと思っている一方で、「実は大事かも」とも思っているから、よく分からない存在。
女A(26歳):自他ともに認める恋愛至上主義だから、必要不可欠なこと。
女B(32歳):当たりくじ。人生のおまけ的なものだから、恋愛できたらラッキーだし、していなくても別に困らない。
―女性と男性の間で「恋愛の捉え方」はどう違うと思う?
男A(30歳):男女でも違うだろうし、人によっても違うと思う。幸せに感じるポイントは人それぞれだから、味覚の違いと同じような感じかな?
男B(27歳):表面的な部分では、違うことが多いと思う。恋愛の先に求めている物理的、精神的なものが違うというか…。何を恋愛の先に求めているかが、1番大きな違いかも。
女A(26歳):絶対的に違う。でも、違って当たり前だから深く考えたことがない。
女B(32歳):違って当たり前。恋愛においては「女性は感情先導で、男性は本能先導」って感じ。その先に結婚を望んでいるかどうかでも違いが出てくると思う。
―恋愛のめんどくさいところはどこ?
男A(30歳):自分のことだけじゃなくて、他人のことまで考えなきゃいけないところ。
男B(27歳):すべてが予定調和とは反対なところ。
女A(26歳):いや…、めんどくさいことが恋愛でしょ!?
女B(32歳):説明のできない感情が働いてしまうこと。
―恋愛している時の方が幸せだと思う?
男A(30歳):そうでもない。してない時の楽さに感じる幸福感も捨てがたい。
男B(27歳):特にそういうわけでもなく…。恋愛してなくても幸せは感じられるから。
女A(26歳):幸せ!
女B(32歳):おおむね幸せだと感じるけど。感情の振り幅が大きくなるから、めんどくさいし鬱陶しいと思う。シングルでいる時のほうがスムーズに生きられることは否めない。
―恋愛していると幸せだと感じる理由は?
男A(30歳):脳内でセロトニンが分泌されるから。
男B(27歳):考えたことがないから分からないな。ふとした時に「あ、今幸せだな~」と感じることはあるけど、特にその理由を考えたことがないので。
女A(26歳):恋をしていること自体が幸せ♡
女B(32歳):相手の体温に安心感を覚えた時かな。
4人に聞いてみて分かったのは、もちろん個人差はあるけれど、お互いに「男女では幸せに関する価値観は違って当たり前」と分かっているうえで、だからこそ恋愛ってどこかめんどくさいところがあると思っているみたい。でも、恋愛に否定的かというと、そうでもなくて…、ってやっぱり男女の価値観の違いって難しい!