運命的な恋に落ちたと感じた時、パートナーとの関係を「ソウルメイト」や「ツインフレーム(魂の片割れ)」と表現することも。一方で、似ているようで実は意味の違うこの二つの言葉の意味をよく理解できていないという人もいるかもしれません。

そこで本記事では、「ツインフレーム」と「ソウルメイト」それぞれの定義と違いについて解説します。


【INDEX】


ツインフレームとは

元々は一つだった魂が二つに分かれた存在を意味する、「ツインフレーム」。

フレーム(Flame)は炎を意味し、魂を連想させます。ツインフレームは、その名の通り「もともと一つだった炎が二つに分かれた」状態を表しており、二つの炎はお互いに強いシナジーや繋がりを持つのです。

お互いを引き合わせるような強い感情の引き寄せがありますが、二人ともがこの関係の意味に気づく必要があります。そうでなければ、一緒にいても常に「~~するべきだった」、「~~できたはずなのに」といった感覚を持つことになります。

また、ツインフレームは、運命的に魂の深いレベルで繋がれる相手を意味するため、必ずしも恋愛感情を持っている人同士で築かれる関係ではないことも覚えておきましょう。

couple romancing at home
Mario Brandao / EyeEm//Getty Images

ソウルメイトとは

ソウルメイトは、常に一緒にいても心地良いと感じられる伴侶のような存在。

あなたと同じような信念、経験、感情を持っているかもしれませんし、そうでない場合もあります。ソウルメイトは、あなたがこれまで何らかの形で関わった人や、あなたの魂や精神などの内面に触れた人々であることも。

ソウルメイトがどのような人で、一緒にいてどう感じるのかに決まりはなく、ただお互いが磁力で引かれ合うような感覚が、相手がソウルメイトかどうかを判断する基準になると言えます。

young woman surprising her partner with a breakfast in bed
Geber86//Getty Images

ソウルメイトとツインフレームの違い

ソウルメイトとツインフレームの主な違いは、ソウルメイトは複数の異なる相手がいるのに対し、ツインフレームは一人だけしか存在しないという点です。ただし、これは決して、ツインフレームの方がソウルメイトよりも良い存在だという意味ではありません。

その理由は、ツインフレームの繋がりを保つためには努力が必要になるから。ツインフレームは、お互いの繋がりの意味に気づき、関係の深さを理解する準備をしなければならないのです。

一方ソウルメイトになるには、ツインフレームほど関係を理解する時間や学習を必要としません。

ツインフレームはソウルメイトにもなれる?

ツインフレームが、同時にソウルメイトになることはあまりないと言われています。そもそもツインフレームとは、まだ出会えていない可能性もありますし、ツインフレームの関係を築くには、様々な段階を踏まなければいけません。

一方で、ソウルメイトは個人的なレベルで自然と一致する点が多い人です。ソウルメイトは、お互い長い時間を共にしたような感覚で、ツインフレームがもつエネルギーほど複雑ではなく、繋がりに気づくのにそれほど努力を要しません。

つまり、ツインフレームはあなたの魂の一部であり、ソウルメイトはあなたの魂が一緒にいて心地良いと感じる相手です。ツインフレームはあなた自身について教えてくれ、ソウルメイトは友人や恋人、親友としてあなたをサポートしてくれる存在となるでしょう。


強い繋がりをもつ「ツインフレーム」と「ソウルメイト」。あなたには、思い当たる人はいますか?

※この翻訳は抄訳です。
Translation: Risa Tsubakihara
COSMOPOLITAN US