名脇役も！実写版『ONE PIECE（ワンピース）』キャスト22名を紹介

物語の主人公で、麦わらの一味の船長であるモンキー・D・ルフィを演じるのはイニャキ・ゴドイ。

13歳のときにテレビシリーズ『Blue Demon（原題）』で俳優デビューを果たし、様々な作品にコンスタントに出演してきたイニャキですが、今作で初めて超大作の主役に大抜擢。

元気溢れるピュアな性格だそうで、インタビューでは他のキャストから「ルフィそのもの」と評されるほど。本作に出演するまでは日本のアニメに興味はなかったものの、現在では『ONE PIECE』はもちろんのこと、『鬼滅の刃』にもハマっているそう。

実写版ドラマシリーズでは、日本語の吹き替えを、1999年からアニメ版でルフィを演じてきた声優・田中真由美さんが演じることも大きな話題に。さらに、スペイン語版はメキシコ出身のイニャキ自身が務めるのも注目ポイント！

ルフィの最初の仲間となる剣士、ロロノア・ゾロを演じるのは、日本でも大人気の俳優、新田真剣佑。 ロサンゼルスで生まれ育った新田真剣佑は、いつかハリウッドで活躍することを夢に日本で俳優活動を始めたとのこと。

2023年には『聖闘士星矢 The Beginning』の主演で念願のハリウッドデビューを果たし、鍛え上げられた体と華麗なアクションを披露しました。日本では、『鋼の錬金術師』や『るろうに剣心 』など、アニメやコミックの実写版作品へ多数出演してきたこともあり、今作での演技にも期待が集まります。

実写版日本語吹き替えは、アニメ版のゾロ役を務める声優・中井和哉さんが務めます。

天候を読み、大海原で麦わらの一味の船を導く航海士となるナミを演じるのは、アメリカ人俳優のエミリー・ラッド。

ミュージックビデオへの出演から俳優としてのキャリアをスタートさせ、2018年にはドラマ『ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜』へ出演、その後『ダイナスティ（2020）』や『フィア・ストリート（2021）』シリーズなどのNetflix作品に出演を果たしました。

自他共に認めるアニメオタクで、一番好きな作品は『メイドインアビス』とのこと。

もちろん『ONE PIECE』のファンでもあり、原作者である尾田栄一郎氏を“神のような存在”と述べる彼女は、インタビューに対し、今作への出演がきっかけで尾田氏に直接会えたのは「恐れ多い経験だった」と話しています。

麦わらの一味のムードメーカーで狙撃手のウソップを演じるのは、アメリカ出身のジェイコブ・ロメロ・ギブソン。

2016年からドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』や『グリーンリーフ』などの作品でエキストラや脇役として活躍する傍ら、ミュージシャン・ラッパーとしても活動するなど、多彩な才能の持ち主です。

アニメ版でウソップ役を演じてきた声優・山口勝平さんが日本語吹き替え声優を務めるのにも期待！

麦わらの一味のコックで足技が武器のサンジは、スペイン出身のタズ・スカイラーが演じます。

過去に映画『ボイリング・ポイント／沸騰』に出演した際は、サンジのようにレストランで働く料理人役を務めました。実際の日常生活でも料理が趣味のようで、自身のInstagramではキャストたちに料理を振舞う姿も公開。

実写版の日本語吹き替え声優はアニメ版でサンジを演じた声優・平田広明さんが務めるとともに、スペイン語版はタズ本人が演じることが発表されました。

ルフィに麦わら帽子を授けた張本人で赤髪海賊団の大頭シャンクスを演じるのは、ピーター・ガディオット。メキシコ人の母をもつためスペイン語も堪能な一面をもつイギリス人俳優です。

ドラマ『クイーン・オブ・ザ・サウス ～女王への階段～』や『イエロージャケッツ』など、ヒット作の主要キャラクターとしても出演しており、本作での活躍に期待が高まります。

作中オレンジの町で麦わらの一味と戦うバギー海賊団船長の“道化のバギー”を演じるのは、ジェフ・ウォード。

マーベル・シネマティック・ユニバースのドラマ『エージェント・オブ・シールド』では、主要キャラクターであるディーク・ショーを演じているため、馴染みのある人も多いはず！

ナミの故郷を侵略する魚人海賊団の船長アーロンを演じるのは、アメリカで舞台俳優として活躍してきたマッキンリー・ベルチャー3世。

ドラマ『オザークへようこそ』 や映画『マリッジ・ストーリー』などの話題作に名脇役として出演し、演技派俳優として知られています。

ノコギリザメの特殊メイクが施された姿に要注目！

アルビダ海賊団を率いる女海賊アルビダを演じるのは、アメリカ出身のイリア・イソレリス・パウリーノ。

名門イェール大学の演劇学部出身のイリアは、コメディ映画『ミー・タイム』や『クイーンピンズ』、ドラマ『セックスライフ・オブ・カレッジガール』などでの圧倒的な存在感が話題を呼んだ、期待の若手俳優です。

世界政府によって公認された海賊たち「王下七武海」の一人で、“世界最強の剣士”とも称されるジュラキュール・ミホークを演じるのは、南アフリカ出身の俳優スティーブン・ウォード。

主な出演作には、映画『逆殺館』や『ゲームオーバー』、ドラマ『Inconceivable（原題）』などがあります。

シャンクスとの絆を深め海賊王を夢見ることとなる幼少期のルフィを演じるのは、コロンビア系アメリカ人のコルトン・オソリオ。

2010年生まれの13歳^{※2023年8月7日時点}で、7歳から子役として活躍し、ドラマ『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』や『チャチャ・リアル・スムース』などに出演した経験をもちます。

ルフィが海で最初に出会う人物で、後に海軍に入隊するコビーを演じるのは、オーストラリア出身のモーガン・デイヴィス。

7歳の頃から子役として活躍してきたモーガンは、2022年にトランスジェンダー男性であることを明かしており、ドラマ『The End（原題）』では性別適合手術を受ける若者を演じて注目を集めました。

元海軍大佐で、作中ではシェルズタウンを恐怖支配していた斧手のモーガン役は、南アフリカ出身のラングリー・カークウッドが務めます。

30年以上にわたり数々の作品で名脇役として活躍してきたベテラン俳優として知られ、近年ではドラマ『ウォリアー』や『コリジョン: 交錯する運命』などに出演しています。

モーガン大佐の息子で、後にコビーとともに海軍将校を目指すこととなるヘルメッポは、南アフリカ出身のエイダン・スコットが演じます。

『キスから始まるものがたり2』をはじめ様々な映画やドラマに出演し、ロンドンの舞台でも活躍する若手俳優です。

アーロン一味の幹部チュウは、南アフリカ出身のレン-バリー・シモンズが熱演。

南アフリカを拠点として映画やドラマ、舞台などでキャリアを積む若手俳優です。クィアであることを公表しており、アーティストとして楽曲も発表しています。

大富豪・カヤの執事になりすますクロネコ海賊団の元船長クロは、南アフリカ出身のアレクサンダー・マニアティスが務めます。

南アフリカの作品で主要キャラを演じるなど、現地で俳優としての地位を築いている実力派俳優で、近年はドラマ『パワー』などの話題作にも出演しています。

シロップ村の大富豪のお嬢様で、ウソップの憧れの人カヤを演じるのは、南アフリカ出身のセレステ・ローツ。

南アフリカを拠点として小さな作品を中心に出演してきましたが、本作で初めて超大作のキャラクターに抜擢されました。