ドキュメンタリーも！移民や難民について描いた映画13選

韓国系アメリカ人リー・アイザック・チョン監督による半自伝的ドラマ。1980年代、農業で成功するという“アメリカンドリーム”を抱いてカリフォルニアから南部アーカンソーに移住し、新天地で根を下ろそうと必死にもがく韓国出身の移民一家を描いています。

各国の映画祭でも高い評価を得て、破天荒な祖母スンジャを好演した俳優のユン・ヨジョンが見事アカデミー賞助演女優賞を獲得しました。

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アカデミー賞外国語映画賞のイタリア代表にもなった1本。イタリア最南端、人口わずか5500人のランペドゥーサ島は、ここ数十年、アフリカや中東から命がけでやってくる難民や移民たち（その数なんと年間5万人）の玄関口となっています。

カメラは、12歳の少年サムエレの視点で、地中海を渡る移民たちが直面する人道危機と、ありふれた毎日を送る島民たちの暮らしを淡々と映し出しています。

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第68回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた、ヨーロッパの難民問題を背景にした社会派ドラマ。

内戦下のスリランカで反政府勢力の兵士だったディーパン（アントニーターサン・ジェスターサン）は、妻と娘を失い、難民としてフランスに入国しようと、赤の他人である女性と少女とともに“偽りの家族”を装います。なんとか難民審査をパスし、パリ郊外に引っ越した3人でしたが…。

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シアーシャ・ローナン主演、アカデミー賞作品賞・主演女優賞・脚色賞にノミネートされた繊細な人間ドラマ。

舞台は1950年代。アイルランドの片田舎に住む少女エイリシュ（シアーシャ・ローナン）は、妹の将来を案じた姉の計らいでNYへと移り住む。大都会での暮らしに戸惑いホームシックになる彼女でしたが、学ぶ喜びや恋を見つけ、徐々に自分らしさを取り戻していきます。だがある日、故郷から悲報が届く…。

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1970年代、北朝鮮の“帰国事業”により日本から北朝鮮に渡った兄ソンホ（井浦新）が、病気の治療のため25年ぶりに期限付きで日本に戻ることに。妹リエ（安藤サクラ）や両親は再会を喜びますが、現れた兄は監視役の見知らぬ男（ヤン・イクチュン）を伴っていることが明らかに――。

在日韓国人2世のヤン・ヨンヒ監督が、自らの体験をベースに綴った驚くべき人間ドラマ。

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活動家としても知られる現代アートの鬼才アイ・ウェイウェイが、23カ国・40カ所の難民キャンプや国境地帯を訪問して行ったインタビューをもとに作られたドキュメンタリー。

貧困や宗教、環境問題など、さまざまな理由で増え続ける難民を何年にもわたって取材し、世界的で起こっている難民危機の現状を私たちに突きつけます。

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名作小説『レ・ミゼラブル』の舞台となったパリ郊外の街モンフェルメイユは、現在は移民や低所得者が多く住み、街を牛耳る複数の勢力が緊張状態にある犯罪多発地域。ここに配属された警官ステファン（ダミアン・ナボール）の目をとおして、ふとしたことをきっかけに事態が思わぬ方向へと発展してゆくさまを追います。

移民大国フランスが抱える深刻な問題を描き、第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。

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アカデミー賞に4部門でノミネートを果たした、モキュメンタリーに移民や人種差別問題を絡ませた異色のSFエンタメ。

1982年、南アフリカ・ヨハネスブルグの上空に突如巨大な宇宙船が出現してから20年が経過。政府に難民として受け入れられたエイリアンたちは、「エビ」と蔑まれながらスラム街「第9地区」に住んでいますが、人間とのトラブルや人口増加により別地区へと“隔離”されることになり…。

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アメリカで「ドーナツ王」と呼ばれたカンボジア人男性テッド・ノイの半生を辿る、巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務めたドキュメンタリー。

カンボジアの内戦や難民問題、アメリカのドーナツショップ事情などにも触れながら、「カンボジア難民がアメリカで成功する道を切り開いた」と言われるテッドの数奇な運命や驚きのエピソードが語られます。追体験をしながら鑑賞してみて。

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内戦が激化するシリアを逃れ、生き別れた妹を探すうちフィンランドに辿り着いた青年カーリド（シェルワン・ハジ）は、難民申請が却下され強制送還が決まってしまいますが、収容施設から脱走。路上生活を送りながら差別や暴力に晒されていたある日、レストラン経営者ヴィクストロム（サカリ・クオスマネン）に助けられ、店員として働くことに。

名匠アキ・カウリスマキ監督が、ユーモアや温もりを交えながら難民問題を描き、第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞（監督賞）を受賞。

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ドイツ・ミュンヘンの閑静な住宅街に暮らす、バラバラになりかけのハートマン家。久々に家族が集まった食卓で、母アンゲリカ（センタ・バーガー）は「難民を受け入れる」と突如宣言。家族の猛反対を押し切って、ナイジェリアから来た難民の青年ディアロ（エリック・カボンゴ）を自宅に住まわせることに。しかし、一家は次々と災難に見舞われ…。

ヨーロッパにおける難民問題に向き合いつつ、ハートフルに仕上げた良質コメディ。

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『最強のふたり』の監督と主演が再タッグを組んだ、移民の青年と彼を取り巻く人々の物語。

セネガルからフランスに来て10年が経つ青年サンバ（オマール・シー）は、ビザをうっかり失効してしまい、国外退去を命じられます。職も失い絶体絶命の彼は、移民支援協会のボランティア、アリス（シャルロット・ゲンズブール）と出会い…。

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