王子様は不在？ディズニー実写版『白雪姫』のキャストまとめ

白雪姫は「世界で一番美しい」という理由で、継母である女王に命を追われるように。森で迷ってしまったところ“七人のこびと”に助けられます。

こびとたちと楽しく過ごしてしていた白雪姫ですが、魔法で老婆に化けた女王が与えた毒リンゴによって永遠の眠りに落ちてしまいます。

その後、王子の真実の愛のキスによって永遠の眠りから目覚め、ハッピーエンドを迎えるのが1937年に公開のディズニーアニメーション版。

実写版の最新作は、詳細なあらすじはまだ公表されていないものの、時代に合った変更が加えられるそう。

たとえば、白雪姫を古典的なプリンセスとしてではなく、リーダーを目指す力強さが描かれるという情報も。また、「7人のこびと」の代わりに、性別や人種、体型の多様性にあふれた“魔法の生きもの”が登場する予定だそう。

実写版『白雪姫』のキャストまとめ

ここからは、現時点で判明しているキャスト（出演者）の顔ぶれやこれまでの経歴などを解説。

主人公の白雪姫を演じるのは、話題作への起用が続く期待の若手俳優のレイチェル・ゼグラー。

2022年に公開されたミュージカル映画『ウェスト・サイド・ストーリー』のマリアに一般の高校生ながら大抜擢され、圧巻の歌唱力を披露。

最近ではDCフィルムズの『シャザム！～神々の怒り～』（2023） 、大ヒット作『ハンガー・ゲーム』シリーズの続編『ハンガー・ゲーム0』の主要登場人物であるルーシー・グレイ・ベアード役に抜擢されています。

コロンビア系アメリカ人であるレイチェルが演じるため、ラテン系の白雪姫の誕生として話題に。レイチェルはこの起用に対して、「夢が叶った」と話しています。

ディズニーアニメーションのなかでも代表的な悪役である“女王”を演じるのはガル・ガドット。

『ワンダーウーマン』シリーズの主演や、『ワイルド・スピード』のジゼル役などで知られ、すでにハリウッドスターとしての地位を確立しているガルは、本作の女王役を獲得するために久しぶりにオーディションを受けたと明かしました。

「今回は久々のオーディションでした。ミュージカル作品ということで“歌える”ことが必須だったので、1カ月ほど歌の練習をして臨みました」

“王子様”という役どころは設けない可能性があると言われている本作。トニー賞を獲得したこともある実力派ミュージカル俳優であるアンドリュー・バーナップの出演が発表されていますが、その役どころは謎に包まれています。

『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』（2022）や『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』（2022）など話題のドラマに出演をしていますが、ディズニー大作の主要キャストとしては初出演！ ブロードウェイで鍛え上げられた美しい歌声にも注目です。

アニメ版では「七人のこびと」の一人である、おこりんぼう。同役を演じるのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』などへの出演で知られるベテラン俳優のマーティン・クレバ。

小人症であるマーティンは、『白雪姫』を題材にした過去作品の中で、『白雪姫と鏡の女王』（2012）と『スノーホワイト／白雪姫』（2002）にもこびと役として出演しています。

女王の手先として白雪姫を追う狩人を演じるのは、イギリス人俳優のアンス・カビア。

映画『ラスト・クリスマス』（2019）や『ワイルド・スピードスーパーコンボ』（2019）、『オリエント急行殺人事件』（2017）などの大作に出演しています。

本作の監督を務めるのは 、『（500）日のサマー』（2009）や『アメイジング・スーパーマン』シリーズを手掛けたマーク・ウェブ。

そして、2023年に大注目を集めた『バービー』をはじめ、『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』（2019）、『レディ・バード』（2017）を手掛け、現代のハリウッドにおいて最重要クリエイターの一人として名高いグレタ・ガーウィグが脚本家の一人として参加。

また、『ガール・オン・ザ・トレイン』（2016）などの作品を手掛けたエリン・クレシダ・ウィルソンも共に脚本を務めます。

2024年春に公開予定の『白雪姫』。さらなる情報解禁に注目したい！