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泣ける恋愛映画はこれ！感動のラブストーリーを描いたおすすめ洋画22選
現実の恋愛はハッピーエンドばかりじゃないからこそ――。思わず登場人物に感情移入してしまう、切ない恋愛模様を描いた洋画作品をリストアップ。
幸せな結末を迎える恋愛映画はとても感動的ですが、現実の恋愛は必ずしもハッピーなことばかりではありません。本記事では、切ないストーリーが特徴の恋愛映画をご紹介。思いっきり泣ける作品からファッションも楽しめる作品までをお届けします。
『きっと、星のせいじゃない。』（2014）
![The Fault In Our Stars | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX thumnail](https://img.youtube.com/vi/9ItBvH5J6ss/maxresdefault.jpg "The Fault In Our Stars | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX thumnail")
あらすじ
末期がんを患い肺の機能が低下し、酸素ボンベを手放すことのできないヘイゼル（シェイリーン・ウッドリー）は、がん患者の集会で片足を切断し、骨肉腫を克服した青年のガス（アンセル・エルゴート）と出会う。
二人は大好きな作家の話題をきっかけに距離を縮めていく。その作家に会うために二人はオランダに旅立つことに。そして、旅の最終日にガスはヘイゼルに重大な事実を打ち明ける。
みどころ
入退院を繰り返し友達も少なかった、孤独なヘイゼルの前に現われたガスは、彼女のよりどころのような存在へ。不治の病にかかった若い二人の恋の結末は――？
『君への誓い』（2012）
あらすじ
幸せな結婚生活を送っていたペイジ（レイチェル・マクアダムス）とレオ（チャニング・テイタム）。しかし、ある日ペイジが交通事故に巻き込まれてしまう。一命はとりとめたものの、彼女は楽しかった日々の記憶をすべて失っていた。彼女の記憶が戻らないことを知ったレオは、出会ったところからやり直すことを決意する。
みどころ
実話をベースにしたラブストーリー。失った記憶を取り戻そうと奮闘しますが、そこには様々な試練が立ちはだかります。辛い現実にも真摯に向き合っていく二人から、愛の深さ感じられるはず。
『ムーンライト』（2016）
あらすじ
麻薬中毒のシングルマザーに育てられ、学校ではいじめられていたシャロン（トレヴァンテ・ローズ）は、毎日逃げるように生活を送っていた。彼を気にかけてくれるのは、麻薬のディーラーと同級生の少年ケヴィン（アンドレ・ホランド）だけ。シャロンは徐々にケヴィンに対して友達以上の感情を抱くようになる。
みどころ
少年期・青年期・成人期の三部構成で描かれる本作。過酷な状況で生きる主人公は、初めて感じた自分の気持ちに戸惑いながらも成長していきます。あらゆる立場を超えた普遍的な愛を、美しい映像と一緒に楽しんで。
『きみに読む物語』（2004）
あらすじ
舞台は1940年。名家の子女アリー（レイチェル・マクアダムス）は、夏の休暇先で青年ノア（ライアン・ゴズリング）と出会う。徐々に惹かれていく二人だったが、アリーの両親が交際に強く反対し、離れ離れになってしまう。その後、別々の道を歩み始める二人だったが、アリーは思わぬところでノアを見つける。
みどころ
身分の違う二人は大人に切り離されながらも、運命の力を信じ、再開を願い続けます。恋の行方に目が離せない！
『つぐない』（2007）
あらすじ
舞台は1930年代のイタリア。美しい姉が使用人の息子と恋に落ちていくのをそばで見ていた少女は衝撃を受ける。そんなある日、事件が発生。少女がついた嘘によって、姉は恋人と引き裂かれてしまう。
みどころ
現代英国文学界を代表するイアン・マキューアンの小説『贖罪』が原作になっている本作では、『プライドと偏見』（2005）のジョー・ライト監督がメガホンを取りました。エレガントな映像の雰囲気はどこかフランス映画っぽさを感じさせます。
『キャロル』（2015）
あらすじ
舞台は1952年のクリスマスシーズンのニューヨーク。高級百貨店でアルバイトするテレーズ（ルーニー・マーラ）は、美しく優雅な女性キャロル（ケイト・ブランシェット）に目を奪われてしまう。その後、成り行きでキャロルに食事に誘われることに。そこでテレーズはキャロルが愛のない結婚生活に終止符を打とうとしていることを知る。
みどころ
主演の二人の圧倒的な演技力で力強く描かれる、女性同士のラブストーリー。不倫という禁断の愛を描いていながら、自分たちの愛を貫こうとする主人公の姿に心を動かされる人も少なくありません。作中のレトロなファッションも見どころの一つ。
『君の名前で僕を呼んで』（2017）
あらすじ
1983年の北イタリアの美しい避暑地が舞台。夏休みを過ごしていた17歳の青年エリオ（ティモシー・シャラメ）は、アメリカから来た自由奔放なオリヴァー（アーミー・ハマー）と出会う。初めはオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、徐々に二人の距離は縮んでいく。しかし、夏の終わりとともにオリヴァーとの別れも近づいていく…。
みどころ
大注目の若手俳優のティモシー・シャラメが初主演を務めた本作。3分30秒という長回しのラストショットは心揺さぶられること間違いなし。
『ゴースト』（1990）
あらすじ
恋人のモリー（デミ・ムーア）と一緒に暮らし、幸せな日々を送っていたサム（パトリック・スウェイジ）はある夜に暴漢に襲われ命を落とす。天国に行かずにゴーストとして恋人のそばにいることを選択し、現実世界で生きる彼女を支えていく。
みどころ
世界的大ヒットを記録したロマンティックファンタジーでもある本作は、最愛の人を失った悲しみから立ち上がろうとする主人公の強さも垣間見える一作。
『リメンバー・ミー』（2010）
あらすじ
舞台は2001年夏のニューヨーク。ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった青年タイラー（ロバート・パティンソン）は、人生の迷子になっていた。そんな時に、不幸なかたちで母親を失った少女アリー（エミリー・デ・レイヴィン）と知り合い、初めて本気の愛が芽生え始める。
みどころ
当時、無名の書き下した脚本にほれ込んだというロバート・パティンソンが、本作の主演と製作総指揮を務めました。迷ってばかりだったタイラーが成長していく姿に注目！
『世界一キライなあなたに』（2016）
あらすじ
イギリスの田舎町に住むルー（エミリア・クラーク）は夢への挑戦を躊躇してしまい、仕事を転々とする日々を過ごしていた。そんななか、あることをきっかけに青年実業家・ウィル（サム・クラフリン）の世話係をするという半年限定の仕事を始める。献身的なルーに頑なだったウィルも心を開き、二人は心を通わせるように。
みどころ
2012年に英作家のジョジョ・モイーズが発表した恋愛小説『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』が大ヒットを果たし映画化。予想できなかった恋の行方に感動し、元気がもらえる感動作。
『カールじいさんの空飛ぶ家』（2009）
あらすじ
元風船売りのカール・フレドリクセンは、かつて冒険好きの夢見る少年だった。妻エリーを亡くし、思い出の詰まった小さな家に閉じこもって暮らしていた。開発地区にある彼の家の周囲では工事が進み、彼の住む区画だけが取り残されている。やがて立ち退きの要請を受けた彼は、人生最後の旅に出かける。
みどころ
エリーと冒険旅行をするために貯金をしていたカールですが、エリーに病が見つかり、冒険の夢を断念せざる負えなくなってしまいます。再び旅に出ることを決めたカールの覚悟と、亡き妻への思いに心を打たれるはず。
『ビール・ストリートの恋人たち』（2018）
あらすじ
1970年代のニューヨークが舞台。無実の罪で逮捕されたファニー（ステファン・ジェームズ）は、恋人・ティッシュ（キキ・レイン）が妊娠しているという事実を面会中に聞くことに。家族や友達はファニーを助けようと必死に奔走しますが、様々な困難が待ち受けています。
みどころ
あらゆる障害を乗り越えて、愛を貫く幼なじみの感動のラブストーリー。人種差別や偏見などについても考えさせられる物語でもあります。
『ウォーク・トゥ・リメンバー』（2002）
あらすじ
両親の離婚に傷つき、反抗的な生き方をしているランドン（シェーン・ウェスト）。ある日、心優しく純粋で強い信念を持って生きているジェイミー（マンディ・ムーア）と出会い、惹かれあっていく。しかし、ジェイミーには彼に伝えないといけない秘密が…。
みどころ
原作は『きみに読む物語』（2004）の著者ニコラス・スパークスの小説。人を愛することの素晴らしさを学びながら、不器用にも思いを伝えようとする姿に胸を打たれるはず。
『マリッジ・ストーリー』（2019）
あらすじ
結婚生活がうまくいかなくなり、離婚することになった夫婦。円満な協議離婚を望んでいた二人でしたが、長年ため込んでいた不満が爆発し、弁護士をつけて争うことになってしまう。
みどころ
スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーが主演のNetflixオリジナル映画。親としての苦悩や離婚のプロセスに戸惑う姿がリアルに描かれています。
『ブロークバック・マウンテン』（2005）
あらすじ
1963年、ワイオミング州の農牧場に季節労働者として雇われ運命の出会いを果たした二人。性格は対照的だったが、次第に二人は親密になっていく。いつしかそれは友情を超えたものに変わり…。
みどころ
カウボーイの恋愛を20年以上にわたって描いている本作は、2005年のベネチア国際映画際や2006年のアカデミー賞で数々の賞を受賞。そのメッセージ性の高さから、公開後に社会現象を巻き起こしました。
『アリー/ スター誕生』（2018）
あらすじ
自分に自信が持てないことから歌手になることを諦めていたアリー（レディー・ガガ）。ある日、有名ミュージシャンのジャクソン（ブラッドリー・クーパー）と出会う。偶然の出会いが彼女の人生を大きく変え、一気にスターダムへと駆け上がって行くアリー。しかし、次第に自分を見失ってしまう。愛と成功の狭間で彼女が最後に掴んだものとは…。
みどころ
夢を追い、愛に傷つきながらも、輝ける日のために走り続けるアリーを演じたレディー・ガガの圧巻の演技にも注目したい一作。第91回アカデミー賞で作品賞を含む、8部門でノミネートされ、主題歌賞も受賞しています。
『エターナル・サンシャイン』（2004）
あらすじ
バレンタインデーを控えたある日、ジョエル（ジム・キャリー）は奇妙な手紙を受け取る。それはケンカ別れした恋人のクレメンタイン（ケイト・ウィンスレット）が、自分に関する記憶をすべて消したというものだった。復縁を望んでいた彼はひどくショックを受けるが、自分も同じように記憶を消そうとする。
みどころ
「記憶除去」というユニークな設定と、愛おしく切なすぎる展開が大ヒットした本作。奇想天外なラブストーリーと独創的な映像で、2005年のアカデミー賞脚本賞を受賞しています。
『ロミオ+ジュリエット』（1996）
あらすじ
ベローナ・ビーチで勢力を二分するモンタギュー家とキャピレット家は、長年にわたり抗争をくり返していた。そんなある日、キャピレット家の仮装パーティーに潜り込んだ、モンタギュー家のロミオ（レオナルド・ディカプリオ）は、そこで出会ったキャピレット家のジュリエット（クレア・デーンズ）と瞬く間に恋に落ちる。
みどころ
バズ・ラーマン監督による独自の世界観で、シェイクスピアの古典文学と現代の音楽を融合された本作。「シェイクスピアは難しい」という人のために概念を一新させました。
『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』（2014）
あらすじ
チェロ奏者になることを夢見る高校生のミア（クロエ・モレッツ）は、突然の事故で家族を失い、自身も昏睡状態に陥ってしまう。生と死をさまよう中で恋人や家族との人生を振り返っていく。
みどころ
ヤングアダルト小説『ミアの選択』が映画化された本作は、2009年にアメリカでベストセラーを叩き出し、世界34か国で翻訳されました。“ある決断”を下すまでの24時間を描いています。
『マルコム&マリー』（2021）
あらすじ
自分の作品のプレミア上映を終え帰宅した、映画監督のマルコム（ジョン・デヴィッド・ワシントン）と恋人のマリー（ゼンデイヤ）。彼は自分の作品を評価してもらい意気揚々としていたが、マリーは不機嫌だった。そして不穏な空気が流れ初め、次々に明らかになっていく事実に2人は翻弄されていく。
みどころ
一夜で愛の危機に陥ったカップルをモノクロでスタイリッシュに描く本作は、コロナ渦でこじんまりと撮影されたそう。日常会話の延長にある、カップルの深い溝をおしゃれに描いています。
