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役づくりで全身脱毛!? 映画『バービー』のキャストが明かす撮影秘話

ライアン・ゴズリングがケン役を引き受けたのは、娘たちの“雑”な扱いがキッカケ!?

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本記事では、現時点で明らかになっている映画『バービー』の役づくりや撮影裏話をお届け!具体的なストーリーは未だベールに包まれたままだけれど、少しずつ俳優たちが“人形”になりきるまでの撮影秘話について明かすように。
Matt Winkelmeyer//Getty Images

アメリカの玩具メーカー「マテル社」から1959年に発売され、世界中で愛されつづけてきたバービー人形。宇宙飛行士や医師、アスリートなど、様々な仕事や肩書きを表現してきたバービーだけれど、そのユニークな世界観が反映されているといわれるのが日本では8月公開予定の映画『バービー』。

具体的なストーリーは未だベールに包まれたままだけれど、少しずつ俳優たちが“人形”になりきるまでの撮影秘話について明かすように。そこで本記事では、現時点で明らかになっている映画『バービー』の役づくりや撮影裏話をお届け!

ケン役(ライアン・ゴズリング)

world premiere of "barbie" arrivals
Frazer Harrison//Getty Images

バービー人形の世界観では、どうしても“陰の主役”という印象が強いケン。数々の名作に出演しているライアン・ゴズリングが同役を引き受けた理由は、彼の二人の娘がケンを雑に扱っているところを見たからだそう。

GQ>のインタビューでは、自身が目の当たりにしたケンの“運命”について明かしたことも。

「家の外で、泥の中にうつ伏せになって埋まっているケンを見つけました。潰れたレモンの隣に。だからこそ、彼のストーリーを伝えなければならないと思ったんです」

一方で娘たちの反応はというと、「パパがなぜケンを演じたいと思うのかが分からない」といったものだったそう。

子役時代の自分と和解

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Just Ken Exclusive
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子役時代にブリトニー・スピアーズやジャスティン・ティンバーレイクなどと一緒にディズニーチャンネルの『The Mickey Mouse Club』でパフォーマンスをしていたライアン。今作に合わせて発表されたオリジナル曲『I’m Just Ken』のミュージックビデオでは、歌い踊る姿も注目されている。

また、今回ケンを演じるにあたって、ディズニーチャンネル時代の経験が活かされたことを<Entertainment Weekly>のインタビューで明かしている。

「あの頃の自分はどこかに置いてきたものだとずっと思っていたのですが、この映画を作るには、当時の自分の助けが必要だと気付いたんです。だから、時代を遡って、子ども時代の自分と和解をし、協力を求めました」

もう一人のケン役(シム・リウ)

"barbie" premiere red carpet
Michael Buckner//Getty Images

ライアン演じるケンの宿敵であるもう一人のケンを演じているのが、映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で主人公を演じたシム・リウ。そんな彼は、大勢のキャストによるダンスシーンにも参加している。

実は過去にヒップホップダンスを真剣に習っていたシムにとっても難しかったというダンスシーン。その努力の結果、主演マーゴットに「羨ましいほど完璧」と言わせるほどの仕上がりに!

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Entertainment Tonight>では、ダンス練習について次のように明かしている。

「多大な努力によるものですよ。振付師たちも素晴らしかったです。あのシーンに注ぎ込んだ努力をみんなに知ってもらいたくて、Instagramにも投稿しているほどです。『シャン・チー』で5人の暗殺者と同時にバスの中で戦うアクションシーンと比べても、同じくらい難しかったですよ」

また、ケンになりきるために全身ワックス脱毛をしなければならなかったそうで、「人生で最も痛い出来事の一つでした。これに毎月耐えている女性に感服します」とも話している。

バービー役(マーゴット・ロビー)

world premiere of "barbie" arrivals
Axelle/Bauer-Griffin//Getty Images

主人公のバービーを演じているのが、マーゴット・ロビー。

彼女がバービーになりきるためにインスピレーションとしたのは、なんと『ワンダーウーマン』などで知られる女優のガル・ガドットなのだそう。

「ガル・ガドットこそが、バービーのエネルギーを体現しているんです。ガルは、ありえないくらい美しい。それでいて純粋で誠実だから誰からも好かれるんです。それに、熱心すぎるほど優しくて格好がつかないところさえもぴったりなんです」

苦労した“足”の撮影

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Barbie | Main Trailer
Barbie | Main Trailer thumnail
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予告編が公開になった際には、靴を脱いでもヒールを履いているかのように踵の上がった足が話題に。このシーンの“足”はマーゴット自身のものであり、8テイクかかったという逸話も。

E! ニュース>に明かしたところによると、ハーネスのようなもので上から吊り下げているわけではなく、バーにつかまりながら撮影したという。

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バービーからケンに毎日プレゼント!

cinemacon 2023 the state of the industry and warner bros pictures presentation
Alberto E. Rodriguez//Getty Images

また<VOGUE>のインタビューで明かしたところによると、撮影中は毎日、マーゴットがライアンにプレゼントを贈っていたという。ピンク色のリボンをつけたギフトは、中身もピンク色で統一されていたんだとか。

「撮影中は毎日、“バービーからケンへ”という意味で、ピンク色のプレゼントにピンク色のリボンがついた贈り物をマーゴットから受け取っていました」

「貝がらのアクセサリーやサーフィンにまつわる看板など、すべて海に関連するものでした。意図は分からないままなんですが、ケンが理解できるようにプレゼントを通して手助けをしてくれていたようです」

マーゴットやライアンが演じるバービー&ケン以外にも、様々な肌の色や職種のバービー&ケンが大勢出演すると発表されている映画『バービー』。

日本では、 8月11日(金)公開予定。

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