ジブリ以外にも！欧米のNetflixで大ヒット中の日本のアニメ5選
『AKIRA（アキラ）』や新海誠監督の『言の葉の庭』も。海外のNetflixで注目度が高まっている日本アニメ作品をリストアップ！
幅広いジャンルやストーリー性、そして高いアニメーション技術から海外からも大人気の「日本アニメ」。個性的なキャラクターや日本の情緒ある風景など、日本の文化を発信していく媒体としても注目され、国際的な影響力を誇っています。
本記事では、欧米のNetflixで配信されている人気の日本アニメを紹介。日本でも名作と名高い作品から、近年公開されたばかりの新作も！ 欧米を代表するエンタメメディア＜デジタル・スパイ＞より、その人気の理由と共にお届けします。
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ : ライジング』（2019）
あらすじ
舞台は穏やかな時間の流れる離島・那歩島（なぶとう）。“次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒は校外学習を行うことに。しかし、突如謎の敵「ヴィラン」が島に襲来し、次々に街の施設を破壊していく。ニューヒーローたちは島の平和を守ることができるのか…。
見どころ
王道をいく少年漫画感と魅力的なキャラクターの数々から、海外のアニメファンに絶大な支持を得ている作品。誰もが一度は憧れる「ヒーロー」に親しみやすさが加わったキャラクターたちが、感動と興奮を与えてくれます。
『AKIRA（アキラ）』（1988）
あらすじ
第三次世界大戦後に崩壊し、その後復興へと向かった新都市「ネオ東京」では、軍の指揮下で超能力の研究が行なわれていた。そんななか、不良グループの一人がある事故に巻き込まれてしまい、軍のヘリコプターが彼を連れ去ってしまう。残されたメンバーたちは、彼を探すうちに最高機密「アキラ」を取り巻く組織の戦いに巻き込まれていく…。
見どころ
1982年に講談社の＜週刊ヤングマガジン＞にて連載が開始。その後1988年に映画化され、日本でも熱狂的なファンを多く持つ名高い作品として、多くの海外ファンに愛されています。
当時では異例の巨額を費やし制作され、滑らかかつリアルな描写を再現。迫力のあるアニメーションが多くの海外ファンの心を鷲づかみにしている作品です。
実は以前にタイカ・ワイティティ監督による実写化も検討されていたものの、現在は保留になっているそう。
『言の葉の庭』（2013）
あらすじ
梅雨の時期に日本庭園で出会った、靴職人を目指すタカオと歩き方を忘れたユキノ。タカオは雨の日になると、学校をさぼり庭園で靴のデザインを考えていた。そんなある日、謎めいたユキノと出会い、二人は次第に惹かれ合いますが…。
見どころ
監督は、『君の名は。』（2016）や『すずめの戸締り』（2022）の大ヒットアニメを世に送り続けている新海誠。心情の揺れや変化だけではなく、豪雨や夕立、天気雨までを丁寧に描いています。
「万葉集」をモチーフにしていることから、セリフがないシーンでも、美しい風景から様々なことが感じ取れるような優しいアニメーション。
U-NEXTで観る
※欧米の一部の国や地域ではNetflixで配信中
『雨を告げる漂流団地』（2022）
あらすじ
取り壊しの進む団地ごと謎の海に漂流してしまった子どもたち。それぞれが自分自身と向き合い、サバイバル生活を生き延びようと力を合わせていく。果たして元の世界に戻ることはできるのか。ひと夏の冒険の旅が始まる――。
見どころ
ファンタジーの要素や美しいアニメーションが海外でも人気の本作は、子どもたちが成長していく姿を、切なくも愛おしく描いています。少年少女の多感な時期の揺れる感情にも注目。
『ONE PIECE STAMPEDE』（2019）
あらすじ
祭り屋ことブエナ・フェスタから「海賊万博」の招待状をもらったルフィたち麦わらの一味。会場を訪れるとそこには世界中からの海賊が集まっていた。彼らの目的はただ一つ、「海賊王の残した宝探し」。しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏ではフェスタの凶行が張り巡らされていた…。
見どころ
海外でも知らない人はいないほどの人気を誇る『ワンピース』。
これまで登場してきたサボやハンコック、クロコダイルなどが、ルフィ達と仲間として共闘するシーンは、作品誕生の20周年を祝う豪華な展開。劇場版でしか観ることのできない戦いは、海外でも「シリーズ最大級の熱さ！」と話題に。
U-NEXTで観る
※欧米の一部の国や地域ではNetflixで配信中
※この翻訳は、抄訳です。
Translation：Reika Shimura
Digital Spy
