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80年以上前の作品も!時代を超えて愛される「SF映画」の名作21選

独特な世界観やレトロな衣装が印象的な、往年の「SF映画」を紹介。当時想像された“未来”とは…?

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on the set of 2001 a space odyssey
Getty Images

テクノロジーの発展と共に、映像技術も日々進化しています。そして、その最先端を目にすることができるのが特殊効果・撮影を多用したSF映画です。時代の最先端はもちろんすばらしいけれど、過去を振り返り往年の名作を見てみると、逆に新鮮で、新しい発見があることも。

本記事では、独特な世界観が印象的な往年のSF映画を紹介。ユニークなコスチュームやレトロなセットなど、その魅力に思わず目が釘付けになるはず!

1

『来るべき世界』(1936年)

future fashion
Getty Images

ハーバート・ジョージ・ウェルズの小説『世界はこうなる』を映画化した、ディストピアの真骨頂と言える作品。脚本はウェルズ自らが手がけました。

1940~2036年までの100年後の未来が舞台。技術的に進歩した独裁者の下、地球は戦争や疫病、環境汚染によって荒廃し、人類は終焉を迎えます。

2

『地球の静止する日』(1951年)

klaatu barada nikto
Getty Images

冷戦時代の核軍拡長競争を背景にしたエイリアン侵略映画の名作。マイケル・レニー演じるクラトゥは、「エイリアンの使者」としてロボットの仲間ゴートと共に、人類にメッセージを届けようとワシントンDCを訪れます。

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3

『宇宙戦争』(1953年)

the war of the worlds
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こちらもハーバート・ジョージ・ウェルズの小説を映画化した作品。

本作の映画化に先立ち、1938年にオールソン・ウェルズが制作したラジオ劇が放送されました。この時のラジオを聴いた中には、「宇宙人に侵略された⁉︎」と放送の内容を信じてしまった人もいたのだとか。

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4

『ゴジラ』(1954年)

gojira
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世界のSF映画の歴史に残る、日本作品。放射能に汚染された巨大な怪獣・ゴジラは日本を襲い、映画シリーズが展開されるにつれてさまざまな怪獣と対決することになります。

「エンタメ作品」と位置づけられますが、広島と長崎に投下された核爆弾による恐怖と破壊が表現された作品。議論されるべき明確なテーマが込められているのです。

5

『海底二万哩』(1954年)

on the set of 20000 leagues under the sea
Getty Images

「スチームパンク」というジャンルの草分け的存在であるフランスの作家、ジュール・ヴェルヌの小説の映画化。

19世紀、海洋学者たちが海上の怪物を調査していたところ、それがネモ船長が操縦する高度な潜水艇「ノーチラス号」であることが判明します。

6

『禁断の惑星』(1956年)

scene from forbidden planet
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本作は、当時のSF映画の典型であった「エイリアンの侵略」というストーリーから、惑星間の旅を描いた画期的な作品でした。「ロビー・ザ・ロボット」というインパクトのある脇役や、全編エレクトリックミュージックのサウンドトラックがインパクト大。

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7

『アルファヴィル』(1965年)

alphaville
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ジャン=リュック・ゴダール監督が手掛けた、SFと捜査ノワールという2つのジャンルを融合させた作品。パリの街角でロケを行い、当時完成したばかりだったガラスとコンクリート構造のモダニズム建築の中で撮影されました。派手な演出や特殊効果に頼らずに、「近未来」が表現されています。

8

『ミクロの決死圏』(1966年)

fantastic voyage
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科学の力によってミクロ化された医療チームが、人体内部に潜入して「手術」に挑むというストーリー。アカデミー美術賞および視覚効果賞を受賞。

9

『2001年宇宙の旅』(1968年)

on the set of 2001 a space odyssey
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スタンリー・キューブリック監督によるSF大作。公開当時に批評家の賛否を二分しましたが、現在ではこのジャンルの最高峰のひとつとして評価されています。

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10

『バーバレラ』(1968年)

barbarella
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1968年に公開された、ジェーン・フォンダ主演の漫画が原作の作品。公開当時は賛否両論ありましたが、時が経つにつれ想像力に富んだ映像と、大袈裟すぎる表現が高く評価されるように。

11

『猿の惑星』(1968年)

planet of the apes
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現在も続編が制作されている人気SFシリーズ作品。第一作目は1968年に公開されました。

謎めいた惑星に墜落した乗組員(人間)は、神権的で高度な会話をする猿の社会に捕らえられます。これ以上のネタバレは観る楽しみを奪うので、ぜひ自分の目で確かめて。

12

『アンドロメダ…』(1971年)

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SFの巨匠、マイケル・クライトンの小説を映画化した作品。地球に墜落した未知のウイルスと、それを調査する科学者チームを描いたストーリー。

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13

『ローラーボール』(1975年)

rollerball
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ジェームズ・カーンが「ローラーボール」チームのキャプテン、ジョナサン・Eを演じるディストピアスポーツ映画。

ゲームを運営する企業は、自分たちにとって不都合な存在となったジョナサンが抹殺されることを期待し、試合を寄り暴力的にするためにペナルティの撤廃を決定。窮地に追いやられたジョナサンの闘いを描いています。

14

『2300年未来への旅』(1976年)

logan's run
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マイケル・ヨークとジェシカ・アガターが主演したアクションスリラー。23世紀、「30歳になると住民全員が安楽死になる」とい社会から逃れようとする2人は、コロニーから脱走を試みます。

15

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)

on the set of star wars episode iv a new hope
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ジョージ・ルーカス監督による『スター・ウォーズ』シリーズの記念すべき第一作。技術が進んだ現在でも、映像美の観点から称賛され続けている作品です。

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16

『SF/ボディ・スナッチャー』(1978年)

on the set of invasion of the body snatchers
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『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(1956年)のリメイク作品。1978年のバージョンでは、恐怖とパラノイアの要素が大々的に加えられています。

ストーリーに登場する誰もが、「エイリアンに作られた複製品」の可能性があるという設定。観た後に、人ごみの中を歩くのが怖くなるかも?

17

『エイリアン』(1979年)

on the set of alien
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1979年のホラー映画。宇宙貨物船・ノストロモ号の乗組員につきまとい、恐怖を与える「ゼノモーフ」という恐ろしいエイリアンを生み出しました。

「ゼノモーフ」の存在そのものが恐ろしいだけでなく、このモンスターが何なのかが明らかになるまでの緊張感、そして乗組員間の力関係の描写が作品の醍醐味と言えるでしょう。

18

『スタートレックII カーンの逆襲』(1982年)

star trek ii the wrath of khan
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テレビシリーズのヒットで火が付いた『スタートレック』ですが、映画版『スタートレック』シリーズも負けず劣らずの名作。その中でも『スタートレックII カーンの逆襲』は、多くのファンから支持される作品です。

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19

『ザ・フライ』(1986年)

on the set of the fly
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1958年に公開された映画『ハエ男の恐怖』を、デビッド・クローネンバーグ監督がリメイク。

ジェフ・ゴールドブラム演じる主人公の科学者が、誤って自分のDNAをハエと融合させてしまうというSFホラー作品。『フランケンシュタイン』を彷彿とさせる「行き過ぎた科学者」の姿が描かれています。ストーリーもさることながら、迫力ある特殊メイクが圧巻!

20

『タンク・ガール』(1995年)

lori petty in 'tank girl'
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アラン・マーティンとジェイミー・ヒューレットによるコミックシリーズを原作とするポストアポカリプス(終末もの)・アクションコメディ映画。

『マッドマックス』を彷彿とさせる、砂漠を冒険する破天荒な作品が好きなら一見の価値あり。ロリ・ペティとマルコム・マクダウェルがすばらしい演技を見せています。

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