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共感必至…!「若者の苦悩」を描いた名作映画5選

「自分はいったい何者なのか?」と問い続けているあなたへ…

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「自分はいったい何者なのか?」「人生、このままでいいのか?」--多くの若者がぶつかる“人生の壁”。その壁に面したときの痛みを絶妙に描き出し、見終わった後は心に微かな希望の光が灯る、そんな名作映画5本をピックアップしました。
Aflo

「自分はいったい何者なのか?」「人生、このままでいいのか?」。誰もが一度は、そんなモヤモヤに苛まれた経験があるのではないでしょうか?

人生の壁にぶつかり、それを乗り越えた先に、やがて本当の自分が見えてくる――見終わった後、苦悩する若者たちの心に微かな希望の光を灯してくれる、そんな珠玉の名作映画を5本ピックアップしました。

自分の生き方に不安を感じたことがある人ならば、きっとこれらの作品の中に、自分と似た“誰か”を見つけることができるはず。

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1

『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)

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『さよなら、僕のマンハッタン』予告編
『さよなら、僕のマンハッタン』予告編 thumnail
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長年片思いしていた相手と関係を持ち「やっと恋人に!」と思っていたら、あっさりフラれた青年トーマスは、アパートの隣室に越してきた不思議な中年男W・F・ジェラルドと出会い、恋と人生のアドバイスを貰うように…。

小説家を目指しながら出版社を経営する父親には認めてもらえず、父親と超美人の編集者ジョハンナの不倫現場を目撃し、精神的に不安定な母に代わって別れさせようと後を追ううち、なぜかジョハンナの虜に――迷える青春は、とことん迷走することでしか答えにたどり着けないと教えてくれる1本。ラストに明かされる“ある秘密”も、巡り巡る人生を思わせて感動的。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)にも大抜擢された主演のカラム・ターナーは、非モテを演じてもかわいさと色気がたっぷり。

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2

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)

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The Royal Tenenbaums (2001) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers
The Royal Tenenbaums (2001) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers thumnail
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幼い頃、長男はエコノミスト、長女は作家、末弟はテニスプレイヤーとして、それぞれに天才児としてもてはやされたテネンバウム3きょうだい。だが彼らの子供時代を決定的に傷つけたダメ父ロイヤルの存在により家族は崩壊した。

22年後、普通の幸せを見つけることができないまま大人になった3きょうだいの前に、父親ロイヤルが舞い戻り「末期がんで余命6週間」という衝撃の事実を告げる…。

あまりに繊細な3きょうだいのイチイチ傷だらけの過去、そして自分が毒親だと分かっていながら他の生き方が全然できない父親の現在、両者の関係修復劇は可笑しくも悲しく、それでいてしょーもない人生への愛しさも感じられるはず。

ある意味悲惨な家族の物語を、こだわりのファッション、美術などで作り上げた絵本のような世界として見せる距離感も秀逸。

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3

『フランシス・ハ』(2012)

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映画『フランシス・ハ』予告編
映画『フランシス・ハ』予告編 thumnail
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プロのダンサーを目指す27歳のフランシスの、迷走しまくった上でたどり着いた新たな出発を描く。好きでもないのに惰性で付き合っていた恋人と別れ、ルームシェアする親友ソフィーは「よくやった!」と言ってくれるかと思いきや、同居生活の解消を切り出され…。

いつまでも若い! いつまでも自由! 先のことはなんとかなるさ! と思って愉快に過ごしていたら、自分以外は結構堅実に将来を考えて動いていた――と分かった時の、孤独と衝撃と情けなさは、笑っちゃうけれど身に覚えがあるような。

大人を気取ってカッコつけてはコケまくり、馴染んでるつもりが悪目立ちを繰り返すフランシスは、結局のところ自分の足元を見つめ頑張ることしかできず、でもそれだけで何かが変わるラストには勇気づけられもする。

主演と脚本は、今年のオスカーノミネート作『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)で監督を務め、女子の生き方をみずみずしく描いたグレタ・ガーウィグ。

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4

『ミーン・ガールズ』(2004)

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Mean Girls - Trailer
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動物学者を親に持つアフリカ育ちの少女ケイディが、16歳で初めて暮らす大都会の高校で経験するスクールカーストを描く学園モノ。

田舎丸出しの野暮ったい自然児ケイディは、セレブ女子高生グループ「プラスチックス」にバカにされイジメられ、それを見返そうと美しく垢抜けていくのだが、知らず知らずのうちに彼女たちと同じ精神性になっていく部分までを描いているのが秀逸。

自分を蔑んでいた相手の価値観の中で「勝者」になることが、果たして本当に自分の生きたい人生だったのか? ヒロインを演じる名コメディエンヌ、リンジー・ローハンに笑わされながらも、それだけに終わらない名作。

いまや大女優の2人、若き日のレイチェル・マクアダムス、アマンダ・セイフライドが、めちゃめちゃイジワルに「プラスチックス」を演じる姿も見もの。

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5

『わたしに会うまでの1600キロ』(2014)

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映画『わたしに会うまでの1600キロ』予告編
映画『わたしに会うまでの1600キロ』予告編 thumnail
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父の虐待から守ってくれた母。その母の死の悲しみに耐えきれず、人生のすべてを破綻させてしまったシェリルは、メキシコからカナダへとのびるパシフィック・クレスト・トレイルで、1600キロもの距離を1人で歩き通すことを決意する。母の「自慢の娘」だった頃の自分を取り戻すために…。

教養がなく男に支配される人生を送ってきた母を、愛すると同時に蔑んできた――結局のところ、母を基準にしか生きてこなかったシェリル。その母を失ったときの荒れっぷりは、良くも悪くも母親への愛憎に閉じ込められている女性の胸に突き刺さるはず。

知識も経験もないシェリルが踏み出したのは、人智が及ばぬワイルドすぎる自然。だが自分の足を動かさなければ一歩も前に進めない。無謀な装備に血だらけの足、夜の暗闇と動物たち、不足する水と食料、つけてくる見知らぬ男…女1人の旅は恐怖と苦難の連続で、だからこそ、時に現れて、その一部をともに歩き、楽しく過ごし、気づきをくれる人の大切さも胸に沁みる。まさに人生そのもの。

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