日本で6月9日に公開される『リトル・マーメイド』。1989年に公開されたアニメ映画『リトル・マーメイド』が待望の実写化を果たし、制作段階からキャスティングなどに注目が集まっていました。

映画公開に先駆けてキャラクタービジュアルが解禁となった際にファンの関心が寄せられたのは、主人公アリエルの親友フランダー。今回は、<デジタル・スパイ イギリス版>より実写版フランダーに寄せられた批判の声と、それに対するフランダー声優のコメントをご紹介します。

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「もっと太ってなきゃ…」

公開された実写版フランダーのビジュアルは、アニメ版のふっくらした印象からは少し離れ、より現実世界に沿ったものになっています。

これを見た一部の人は、Twitterに「どうしてフランダーが痩せているの? フランダーはもっと太っていなきゃ…」といったコメントを投稿。すでに映画を鑑賞した人の中からも、「早くみんなにこの映画を見て欲しい! まだ痩せているフランダーが見慣れていないけれど」という声も。

アリエル
Disney

担当声優が反応

5月9日(現地時間)に米ロサンゼルスで行われたプレミアで、実写版フランダーの声優を務めるジェイコブ・トレンブレイに対し、<バラエティ誌>は「フランダーの見た目をもっとふっくらさせるべきだと思いますか?」と質問。 ジェイコブは次のように答えました。

「いいえ。オーディションに行ったときに、実際にデザインを見せてもらいました。ロブ(ロブ・マーシャル/監督)が見せてくれたんです。彼を完全に信頼しました」
「映画を観に行ったら、フランダーが撮影現場にあった人形と似ていたので『本当にすごい』と思いました。すべてよくできていると思います。彼ら(ロブ監督とクリエイティブチーム)は天才です。見事なフランダーを作り上げてくれました」
アリエル
Jesse Grant//Getty Images

一部から批判の声があがったとはいえ、実写版『リトル・マーメイド』は批評家やディズニーファンから高い評価を得ているそう。

また、多くの人がアリエルを演じたハリー・ベイリーを絶賛。 アフリカ系アメリカ人映画批評家協会(TheAAFCA)のメンバーであるカシア・ウッズは自身のTwitterに次のようにコメントを残しました。

「『リトル・マーメイド』は、大きな夢をもつすべての人に捧げる作品です。ハリー・ベイリーはまさに“魔法”のようで、セバスチャン役のダヴィード・ディグスはとても楽しいキャラクターでした」

※この翻訳は抄訳です。
Translation: Risa Tsubakihara
Digital Spy UK