2018年9月、難病であるライム病と数年にわたり闘っていたことを明かしたアヴリル・ラヴィーンが、2019年2月15日に約5年ぶりのニューアルバム『Head Above Water(ヘッド・アバーヴ・ウォーター)』をリリース。「荒波に飲み込まれませんように、絶対に負けませんように」との祈りが込められたシングル「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」は闘病中に制作された作品で、アルバムがリリースされるやいなや、iTunesワールドワイドチャートで堂々の1位を獲得。

発売から数カ月経った現在も、国境を越えて世界中のファンが彼女の復帰を祝福しているなか、コスモポリタン日本版がアヴリルへのスペシャルインタビューを実現! 彼女の音楽への情熱が伝わる力強いコメントや、アイコニックなロックファッション、日本について…たっぷり語ってもらいました!

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KAZUYOSHI SHIMOMURA

ーーニューアルバムの質問は、あとにとっておき、まずはライフスタイルに関する質問をさせてくださいね! アヴリルさんがファッションコーディネートで大切にしているポイントはありますか?

快適であることを大切にしているけれど、ファッションを通じて自分の何かを伝えたいとも思っています。ちょっとひねりを加えること、バランスをとることを意識しているかな。パンクロックやグラムロックの要素を取り入れた、少しロックンロールでありながらもフェミニンさを忘れないコーディネートがお気に入り。あとは、洗練されたロックというのが今目指しているところ。単調になりすぎるのは昔から嫌いで…つまらないから。ファッションには何かしらのスパイスを加えるようにしているわ。

――これまでも日本に何度も来日されていますが、アヴリルさんにとって日本はどんな印象ですか?

私は日本が大好きで、日本に来ることは私にとって非常に重要なこと。東京は世界のなかでとても好きな都市なの。ここでファンに会うこと、コンサートをすること、そしてショッピングをすることも好き。「好き」っていう言葉ではちょっと言い足りないくらい。日本にはこれまで何度も来ているし、特に東京でのショッピングが大好き♡ 

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KAZUYOSHI SHIMOMURA

――世界中を飛び回り忙しい日々が多いと思いますが、お気に入りのリラックス法やリフレッシュ法はありますか?

枕をたくさん並べたベッドに飛び込むこと! あとは映画『プリティ・ウーマン』を観たり。昨夜は映画『お買い物中毒な私』を観ながらリラックスタイムを過ごしました。あとは、ネットフリックスを観るのも好き。特別なことでなくて、映画を観たり、ショッピングをすることで、気分をリフレッシュしているの。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Avril Lavigne 『Head Above Water (Official Video)』
Avril Lavigne 『Head Above Water (Official Video)』 thumnail
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――本題のニューアルバムについてですが、「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」はアヴリルさんが闘病中、お母様に抱きしめられた際に歌詞が浮かんだそうですね。いつもどのような場面で曲のインスピレーションが沸いてきますか?

「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」を思いついたときは、作詞するつもりではなく、ただその瞬間に浮かんできて、それをすぐに書き留めた。いつもは、自分の人生に起きていることについて書いているの。このアルバムの制作には3年を要して、その3年の中で経験した多くのことが曲になっているわ。

――音楽活動だけでなく、ライム病患者の啓蒙、その他の病気への支援を目的とした「アヴリル・ラヴィーン・ファンデーション」を設立されていますね。闘病生活をどのように乗り越えましたか?

「アヴリル・ラヴィーン・ファウンデーション」という団体を設立して8年半ほどになり、スペシャルオリンピックスの支援も行っているの。私にとっては音楽そのものがライム病に立ち向かう力となっていて、音楽活動を再開してからは、特に「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」と「ウォリアー」の制作が、病気との闘いの助けとなっているわ。

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KAZUYOSHI SHIMOMURA


――アーティストとして、これからどんなキャリアを積んでいきたいですか?

15年間音楽をやってきたけれど、それは本当に好きだし楽しいから。私の目標はずっと変わっていなくて、常に進化し続けるシンガーソングライターでいたいと思っています。今回のアルバムの制作は、その目標を意識しながら挑んだの。具体的には、これまでに作ったことがない曲を生み出したいと考え、それを実現するためには、自分をより深く掘り下げる作業が必要で、徹底的にしたわ。また、歌唱力の面でも、力強く歌うことには、常にこだわってやっていて。これまで続けていたことをそのまま続けるのは簡単だけど、シンガーングライターとしてもパフォーマーとしても、もっと成長したかった。今回のアルバムでは、少し成長した私を感じてもらえるとうれしいです。


日本のファンをとても大切にしているアヴリル。音楽活動が困難な状況のなかでも「進化し続けるシンガーソングライターになる」という目標を諦めずベストを尽くし、病に打ち勝った彼女からは、音楽への情熱が伝わってきました。これからも作品を通して、世界中に勇気やパワーを届けてくださいね!

■最新アルバム

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SONY MUSIC JAPAN








Head Above Water|ヘッド・アバーヴ・ウォーター』
https://SonyMusicJapan.lnk.to/AvrilLavigneNewAlbum
国内盤CD
全13曲(ボーナス・トラック1曲収録)2形態同時発売
・完全生産限定<カードケース付き>デラックス盤:デジパック仕様 3,500円+税 /SICX30068-69
・通常盤 2,400円 /SICX-30067
輸入盤CD
全12曲

■最新シングル

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sony music japan







「Dumb Blonde|ダム・ブロンド」
https://lnk.to/AvrilLavigneDumbBlonde

COVER GIRLアヴリル・ラヴィーンのアザーカットをお届け!
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Photo/Kazuyoshi Shimomura  Model /Avril Lavigne Translator/Hiromi Murayama Text/Office Miyazaki Inc.