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着こなしを振り返り!2023年「ファッションアイコン」のセレブ10人

2023年のベストドレッサーたちをプレイバック!

best dressed women of 2023
Getty Images

2023年は、セレブのファッションで彩られた年でした。プレスツアーで披露された美しい衣装や、印象に残るたくさんのレッドカーペットモーメントだけでなく、ステージでパフォーマンスするディーバたちのファッションも、さらにレベルアップしていました。また多くの人のワードローブにインスピレーションを与えた「クワイエット・ラグジュアリー」トレンドの台頭や、セレブたちのオフの日のファッションも印象的だったといえるでしょう。

2024年もすでに目が離せなくなっているセレブのおしゃれ事情だけれど、ここでは、マーゴット・ロビーからビヨンセ、グウィネス・パルトロウまで、去年の一年間で最もスタイリッシュだったセレブ10人を振り返ってみます。

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1

マーゴット・ロビー

マーゴット・ロビー
Getty Images

かつて、ファッションにこれほどこだわったプレスツアーがあったでしょうか。

欧米を中心に“バービー旋風”が巻き起こった2023年の夏、グレタ・ガーウィグ監督の映画『バービー』で主演を務めたマーゴット・ロビーと、彼女のスタイリストであるアンドリュー・ムカマルが、過去のバービー人形からインスピレーションを得たレッドカーペットルックの数々を完璧に作り上げました。

セレブたちがプロモーション中のプロジェクトに対し、レッドカーペットの衣装でオマージュを捧げるのは珍しいことではありません。たとえば、海をテーマにしたハリー・ベイリーの『リトル・マーメイド』の衣装や、『ウェンズデー』を意識したジェナ・オルテガのゴスファッションなどもその一例。

マーゴットとアンドリューによる、『バービー』ファッションはこのとおり。

  • クリスタルがあしらわれた「モスキーノ」のセットアップ
  • 「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のベビーピンクのドレスやフローラル柄セットアップ
  • 「ヴェルサーチェ」によるホットピンクのセットアップ
  • 「ヴァレンティノ」の水玉模様のドレス
  • 遊び心のある「プラダ」のギンガムチェックのセットアップ

ほかにも、ヴィンテージの「シャネル」などを取り入れるなどして、プレスツアーの衣装における新基準を打ち立てました。そして、当面のあいだはこの影響が続きそう。

2

ビヨンセ

ビヨンセ
Getty Images

マーゴット・ロビーがレッドカーペットルックの基準を引き上げたとすれば、ビヨンセは“ツアールック”を別次元にレベルアップさせたといえるでしょう。2023年には全57公演で待望のワールドツアー『ルネッサンス』を敢行し、エネルギッシュなカスタムルックの数々を披露。

なかでも、バルマンのメタリックなボディスーツや8000個のクリスタルラインストーンが刺繍されたバレンシアガのボールガウン、ヴァレンティノのピンクのレオタードとサイハイブーツ、熟練の技が光るイリス ヴァン ヘルペンのセットアップ(12人の職人がアトリエで計700時間以上かけて制作した)、ロエベらしいだまし絵風の手のモチーフをあしらったキャットスーツなどが印象的でした。

同ツアーでビヨンセは、メジャーなファッションブランドのカスタムルックを披露したいっぽうで、新進気鋭のデザイナーもサポート。前例のないくらい、見事なツアー衣装でした。

3

ジェニファー・ローレンス

ジェニファー・ローレンス
Getty Images

2023年は「クワイエット・ラグジュアリー」が台頭した年でしたが、それをうまく取り入れたセレブの一人はジェニファー・ローレンス! 全身「ザ・ロウ」を着用して、ニューヨークの街中を闊歩していました。

ジェニファーはレッドカーペットでいつも周りを魅了するルックを披露してきましたが、2023年はエフォートレスでクールなオフの日のファッションでも多くの注目を集め、上質で控えめなアイテムの魅力を広める存在に。

ジェニファーのワードローブは、コットンの白いサンドレス、テーラードのツーピース、シックなリネンパンツ、爽やかな白いTシャツ、そしてたくさんのミニマルなハンドバッグで構成されているよう。控えめで肩の力が抜けた彼女のファッションは、「クワイエット・ラグジュアリー」の好例となっています。

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4

ミシェル・ヨー

ミシェル・ヨー
Getty Images

2023年のアワードシーズンを振り返ると、ミシェル・ヨーの年だったことがわかります。彼女はアカデミー賞主演女優賞をはじめとする多くの賞を獲得し、出席したあらゆる授賞式で完璧なルックを披露。

特に、SAGアワード(全米映画俳優組合賞)の授賞式で着用したスキャパレリのステートメントドレスは印象的で、フロントにゴージャスなフリンジがあしらわれています。

このほかにも、ゴールデン・グローブ賞授賞式では輝くネイビーのスパンコールがあしらわれたアルマーニ プリヴェのペプラムドレス、アカデミー賞アフターパーティでは同じくアルマーニ プリヴェの黒いローズのコサージュつきドレス、クリティクス・チョイス・アワード授賞式では鮮やかなフューシャピンクのケープが付いたキャロリーナ ヘレラのドレス、アカデミー賞では浮遊感のあるディオールのフェザードレスを身にまとっていました。

5

グウィネス・パルトロウ

グウィネス・パルトロウ
Getty Images

2023年に最も想定外だったポップカルチャーモーメントのひとつは、グウィネス・パルトロウのスキー事故裁判かもしれません。

ハリウッドスターで実業家でもある彼女は、2016年に巻き込まれたスキー事故について過失がないと判断されたものの、裁判中の皮肉を込めた発言だけでなく、非の打ち所のない法廷ファッションでも話題を呼ぶ結果に。

グウィネスは法廷での数日間で、「ステルス・ウェルス(知る人ぞ知る密かな贅沢)」や「クワイエット・ラグジュアリー」の広告塔となるようなルックが見られました。

身につけたのは、「ザ・ロウ」「プラダ」「ロロ・ピアーナ」といったブランドによる、カシミアのボタン付きカーディガン、グレーのウールスーツ、厚底ブーツ、ステートメントアイウェアなど。

6

ソフィア・リッチー

ソフィア・リッチー
Getty Images, Instagram

インフルエンサーやモデルとして活躍するソフィア・リッチーは2023年春に結婚式を挙げ、そのスタイルが世界の注目を集めました。

南仏で音楽プロデューサーのエリオット・グレインジと結婚した彼女は、シャネルによる3着のカスタムドレスで構成されたブライダルスタイルを公開。大ヒット歌手ライオネル・リッチーの娘である彼女はそれ以来、“オールドマネー(受け継がれた富)スタイル”のお手本となっています。

ソフィアの洗練されたファッションセンスはSNSで人気を博すように。ソフィアはエレガントでレディライクなスタイルで賞賛されており、ファッションウィーク中には「プラダ」「シャネル」「プロエンザ スクーラー」のショーで最前列に座り、そのファッションセンスを堂々と披露しました。

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7

グレタ・リー

グレタ・リー
Getty Images

2023年はグレタ・リーのファッションがブレイク!

ドラマ『ザ・モーニングショー』や映画『パスト ライブス/再会』への出演で知られるグレタは、常に可能性を押し広げて、興味深く意外性のあるルックを披露しています。2023年のレッドカーペットで、最も注目すべき人物のひとりに。

グレタは「プラダ」「ボッテガ・ヴェネタ」「フェラガモ」を着用していることもありますが、「ロエベ」を身につけていることが多いよう。」「ロエベ」はグレタが主要なレッドカーペットで着用する全ルックを担当しています。

グレタが着こなした「ロエベ」のルックのなかでも特に印象的だったのは、このとおり。

  • ベルリン国際映画祭でまとった立体的なシルエットのセットアップ
  • 2023年11月のCFDAアワード授賞式で着用した大胆なネックラインが特徴のブラックドレス
  • アカデミー賞授賞式のアフターパーティで披露したホワイトのドレープドレス
  • 2023年12月にアカデミー映画博物館ガラで選んだオフショルダーの赤いサテンドレス

    リスクを恐れず、「ロエベ」にとって最高の広告塔となっているグレタが、今後のレッドカーペットでどんなファッションを身につけるのか楽しみです。
8

カイリー・ジェンナー

カイリー・ジェンナー
Getty Images

カイリー・ジェンナーは常に世間の注目を浴びながら成長してきましたが、2023年は彼女のファッションが成長した年だったといえそう。

カイリーは(ときに賛否両論を巻き起こす)大胆で人目を惹くファッションで知られていますが、2023年はよりトーンダウンしたセンスへと移行し、それが本人にとてもよく似合っています。

アカデミー賞授賞式のアフターパーティで着用した「メゾン マルジェラ」のカスタムドレスや、メットガラで着用した「ジャンポール・ゴルチエ」のケープ付きドレスをまとったカイリーは、かつてないほど上品で洗練されていました。

このアプローチをショーやオフの日のスタイルにも取り入れ、ボタンの付いたホワイトのフィット&フレアドレスや、浮遊感のあるロマンティックなフロックドレスなどを着用しています。

カイリーは、カーダシアン&ジェンナー家のトレードマークである華やかさを楽しみながら、「クワイエット・ラグジュアリー」ムーブメントに傾くように。

9

レイチェル・ゼグラー

レイチェル・ゼグラー
Getty Images

ウエスト・サイド・ストーリー』や『ハンガー・ゲーム0』の主演で知られるレイチェル・ゼグラーも、2023年に素晴らしいレッドカーペットルックを見せてくれたセレブのひとり。「ディオール」と密接に仕事をする彼女は、たびたび同ブランドのルックを披露しています。

『ハンガー・ゲーム0』のプレスツアーで着用した衣装も、レイチェルのベストルックとなっています。「ジバンシィ」のブルーのスエードドレスでミニマルな美しさを表現したほか、炎をイメージした「アレキサンダー・マックイーン」のドレス(1作目のジェニファー・ローレンスにちなんだもの)で作品の要素をルックに落とし込み。

また、ブラックのレースをあしらった「ディオール」のゴシック調ドレス、「エリー サーブ」のフード付きドレスなどを身にまといました。

このほかにも、「フェンディ」「ジョルジオ アルマーニ」「マイケル・コース」を着用しており、2023年12月上旬に開催されたアカデミー映画博物館ガラでは、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のコルセット付きゴールドドレスで息をのむような美しさを見せました。

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10

シドニー・スウィーニー

シドニー・スウィーニー
Getty Images

着こなしが上手な人は、自分だけの個性的なスタイルを確立していることが多いと言われています。2023年のシドニー・スウィーニーは、目が離せない存在でした!

新作映画『Anyone But You(原題)』のプロモーション中のシドニーは、一貫して外さないルックで登場し、セクシーな魅力を放っています。

「ジバンシィ」のヌーディなシアードレスや、体にぴったりとフィットした「バルマン」の赤いミディドレス、「ロマコメ」のスターにふさわしいシークインのセットアップ、「ケイト・スペード ニューヨーク」のコートを主役にしたピンクルックなどを披露。

From: Harper's BAZAAR JP
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