映画『チアーズ!』への出演などで知られる、俳優でプロデューサーのガブリエル・ユニオン(50歳)。そんな彼女が最近、夫であり元NBA選手のドウェイン・ウェイドと共に楽しんだエジプト旅行の写真をSNSに投稿したところ、ビキニを着ていることに対する批判が寄せられることに。


赤い色のビキニを着用し、美しい海に浮かんでいる様子をとらえた動画をInstagramに投稿したガブリエル。同投稿では「自分をみつけることこそが最高の旅」「この度は一生終わらない」というメッセージも添えられていた。

この投稿に対し 「海と水着のコントラストが素敵」といった好意的な反応も見られた一方で、嘔吐している絵文字だけを書いているものや、「その年齢でまだ自分探しをしてるの?」「まだ水着を着てるの?」」という批判的なコメントもあったという。

「棺桶でもビキニを着ているかもね」

先日ポッドキャスト番組「Who What Wear with Hillary Kerr」に出演したガブリエルは、この反応に対して感じたことや年齢を重ねることについて、自身の考えを披露。

「『おばあちゃんでもおかしくない年齢なのに、どうしてまだビキニを着ているの?』と言われたんです。まず訂正したいところは、あれはただのビキニじゃなくてTバックだということ。そして、私のお尻が外れ落ちでもしない限り、私はずっとお尻を見せ続けますよ。そのコメントを残した人のために、棺桶でもビキニを着ているかもね」
「35歳を過ぎた途端に、透明人間になったかのような扱いをされるんです。自分が消えていく感覚は虚しいものです。自分には価値がないのでは…と、世間のステレオタイプを鵜呑みにしてしまうこともあるでしょう」
「私は、誰もこんな気持ちを味わなくて良いように、と願っています。まず、他の誰でもなく、自分自身で自分を認めることが最も重要なこと。自分に自信を持っている姿を見せると、周囲も認めるようになると思っています」
「世界人口は、80億人くらいですよね。ということは、ゴールへ辿りつく方法は80億通りあるということ。一つの場所で認められないから自分には価値がない、“透明人間のような扱い”をされて当たり前、なんてそんなことはないんです」
the perfect find centerpiece screening at american black film festival
Jason Koerner//Getty Images

今年6月に行われた「アメリカン・ブラック・フィルム・フェスティバル」のレッドカーペットでも、美しいヒップを披露していたガブリエル。年齢に対するステレオタイプに縛られず自信たっぷりに生きる姿に背中を押される人は多いはず。