2022年3月に、夫のジャスティンとの朝食中に脳卒中を起こし、緊急搬送されたヘイリー・ビーバー(26歳)。入院後には、心臓に小さな穴が開いている卵円孔開存(PFO)も診断され、手術を経験。そんな彼女が新たに語ったのは、身体の不調がメンタルヘルスにも影響を与えていたこと。

2023年1月5日(現地時間)に配信されたポッドキャスト番組『The Run-Through with Vogue』で、2022年に自分の身に起こった出来事を振り返ったヘイリー。脳卒中で緊急搬送された件についても触れ、「これまでの人生で最も怖い経験だった」と話しています。

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脳卒中を起こした時、アメリカのカルフォルニア州パーム・スプリングスにいたヘイリー。その後も、この場所に戻ってくる度に当時がフラッシュバックするような引き金になっていたと言います。

その一方で、治療をしていた数カ月で自分自身について多くを学んだとも振り返っています。

「最初の2、3回、ここに戻ってきたときでさえ、ちょっと不思議な感覚に襲われました。あの瞬間に起こったことをすべて正確に思い出すような感じです。でもあの搬送をきっかけに、自分の心臓に穴が開いていることが分かりました」
「入院後、私は多くの不安と闘いました。もしかしたらまた起こるかもしれないという恐怖のようなPTSD(心的外傷後ストレス障害)に少し悩まされたんです。もう二度と経験したくないという気持ちでした。つまり、想像を絶するほどの恐怖と衝撃、混乱があったのです」

またヘイリーは誰かの助けになるならこの体験を話してもいいとしながらも、搬送された直後の数カ月間は、「話すのがとてもつらかった」とも明らかにしました。

「自分のYoutubeチャンネルで公開した動画も、しばらくは自分で観るのも辛かったです。その体験をしたときの気持ちが蘇ってくるから…。でも時間が経つにつれて、だんだん話せるようになりました。このような状況下でも、私は素晴らしい医療従事者の皆さんや、そして実際に起こったことの真相を突き止める手助けをしてくれた人々に恵まれたことに、ただただ感謝しています」

しばらくは、「また脳卒中になったらどうしよう」「心臓の穴が塞がっていなかったらどうしよう」といった不安に苛まれていたというヘイリーですが、その度に自分の不安を認めつつ、なだめるようになったとも話しています。

「振り返れば、あの時もっと悪い事態になっていてもおかしくなかったと思います。だからこそ、今の自分が大丈夫であることが有難いなと感じています。その考えが、私の精神を支えているとも言えますね」

2022年11月には、ジャスティンとともに来日を果たしているヘイリー。年末年始には友人のケンダル&カイリー・ジェンナーと一緒に、セレブ御用達の高級スキーリゾート地として知られるコロラド州アスペンで休暇を過ごしているところをキャッチされたばかり。心身の不調を乗り越え、楽しいホリデーを過ごせたようで何より!