クイーン・オブ・ポップとして、世界的トップアーティストの座に君臨するマドンナ(64歳)。音楽だけでなく、ファッションやライフスタイルにも注目を集める彼女は、自身がグリル(歯の上につけるジュエリー)を愛用する理由について明らかにしました。
先日、米トーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』に出演したマドンナ。
8月16日(現地時間)に64歳の誕生日を迎えた彼女は、同番組で自身に贈った“バースデーグリル”を披露。サファイヤとダイヤモンドが輝く新しいグリルは、マドンナ自身がデザインしたものなのだそう。
グリルとは、歯につけるジュエリーのことで、トラヴィス・スコットやエイサップ・ロッキーなどのラッパーをはじめ、数多くのアーティストが愛用しています。
マドンナもグリルを気に入っているものの、インパクトのある見た目から世間では好き嫌いが分かれるようで、たびたび議論されています。そのことについて、マドンナは次のようにコメントしました。
「みんな私のグリルを問題視するけど、その理由が分からない。何十年も着けているし、私はこの見た目が好きなだけ。これはただの口のジュエリー。私の歯は本当に醜いからね」
2017年のMETガラでは、前歯の間に小さなスタッズ付きの十字架があしらわれたグリルをつけたことでも話題になりました。
また、これまでにも何度もグリルをつけた姿を披露してきました。
そんなオリジナリティにあふれるファッションを突き通してきたマドンナが、2006年に迎えた養子のデヴィッド・バンダ(16歳)も、母親に負けず劣らずおしゃれなのだとか。
「彼はどんな服でもかっこよく着こなすことができて、本当にイライラするの(笑)。私の服を着たら、より良く見せてくれるしね。彼はドレスも素敵に着こなせるんです」
2022年5月、ニューヨークで開催されたWBA世界ライト級タイトルマッチに、アディダスとグッチがコラボしたドレスを着て登場したデヴィッド。同ドレスは1993年にマドンナが映画のプレミアパーティで着用したもので、アクセサリーなどでアレンジし、ジェンダーにとらわれない個性的なスタイルに注目が集まりました。
さらにマドンナは、デヴィッドが音楽をつくっていると明かし、「スター性がある」と絶賛。
「彼には才能があります。魅力的だし、面白いし、チャーミングだし、運動神経も良くて、超クールなんです」
長年、自身の考えやファッションを貫き通してきたマドンナ。きっと子どもたちも、彼女が持つ芯の強さを受け継いでいるはずですね!